西ヨーロッパ最古の町、カディス

スペイン南の町カディスは、起源を3000年以上前に遡る西ヨーロッパで最も古い町です。小さな町ながら、ヨーロッパ人がバカンスを過ごすために訪れる人気の地中海都市の一つでもあります。夏の観光客の数は町の人口を超えるほど。しかしながら、夏のバカンス以上に盛り上がるのが、カーニバルの時期で、これはスペインで1、2を争うほどの盛り上がると言われています。夏のビーチに訪れることができない方も2月、もしくは3月に行われるカーニバルに参加してみる案はいかがでしょう。

小さな町がお祭り騒ぎ!カディスでカーニバルを過ごす 小さな町がお祭り騒ぎ!カディスでカーニバルを過ごす

国の1、2を争うほど盛大に

私が参加したのは、3年前のこと。仮装が当たり前のカーニバルですので、海賊の格好で参加しました。定番の囚人やピエロ、エビに変装など、自由に仮装が楽しめます。特別なアイデアのない若い男性の定番は、おばちゃんの格好です。大げさな化粧に、ひざ下のスカート、買い物用カートを引いて歩く、それだけで十分笑いを誘います。友人同士でおそろいの仮装するグループも多いです。スペイン人の祭りにかける思いは、毎度ながら驚かされます。

夜は仮装した酔っ払いばかり

カディスのカーニバルでは、面白い歌詞を付けて歌われるコプラが名物です。グループになって、ユーモアや政治風刺の効いた歌をコンテストで競います。もちろん皆、仮装して舞台に立ちます。ほかに昼間はメイン通りを仮装したグループが音楽に合わせてパレードします。夜中通しで盛り上がりますが、酔っ払いたちが細い路地を埋め尽くすほどいます。トラブルを避けるためにも、あまり遅い時間まで出歩くのはお勧めしません。

片手にはベビーパウダーを持って

スペイン内でもう一箇所有名なのが、カナリア諸島のカーニバルです。テネリフェでは、ドラッグ・クィーン(女装)を決めるコンテストも人気があります。面白いのがパルマ島で、みなが白い衣装を身にまといます。男性はスーツだったり、女性は白のドレス、帽子も靴もみな白色です。そして、みんなでベビーパウダーを掛け合います。片手にパウダーを持って、カリブ音楽に合わせて踊ります。キューバやアメリカに移住した人々の、スペインへの帰還を面白おかしくお祝いしています。