名産の黒蜜。ヨーロッパで唯一の工場です

(前編からの続き) この地域の名産は、黒蜜。フリヒリアーナには黒蜜の製造工場があります。現在ヨーロッパ内で生産されているのは、ここだけとあって、人気のお土産になっています。村内の土産屋でも見かけましたし、青空市場でも購入できました。お試しサイズの50ml入りの瓶が1ユーロ。ちなみに黒蜜工場は、もともとフリヒリアーナ伯爵の邸宅で、16世紀ルネサンス様式で建てられました。現在、黒蜜を製造しているTorre家に売られたのは、20世紀前半のことです。

カラフルな陶器が飾られている、陶器屋。欲しいものがきっと見つかります。 カラフルな陶器が飾られている、陶器屋。欲しいものがきっと見つかります。

もう一つの特産品はカラフルな陶器

村を散策していると、至るところで見つけたのが壁に掛けられているタイル画です。フリヒリアーナの歴史に関わる書物の一説とその挿絵を描いたものでした。アンダルシア地方は、タイル画や絵を描いた陶器を特産にしています。前述の黒蜜工場の横には陶器店があり、グラナダ焼きやウベダ焼きなど、周辺地域の特徴の異なる陶器を取り扱っていました。とにかく品揃えが豊富で、何を買おうか迷いに迷い、しばらく店から出られなくってしまいました。結局、カラフルな絵皿を2枚購入し、お土産になりました。

からくり人形が話す? 面白い案内所を発見!

村の中心となるのは、歴史地区と新地区が交差する、ラス・トレス・クルトゥーラ広場。その近くの、サン・セバスチャン通りとレアル通りが交差する場所に案内所があります。といっても、応対してくれる人がいるわけではなく、ガラス越しにからくり人形が話す機械が2台。コインを投入すると、そのからくり人形が村の歴史などを語ってくれるという仕掛け。残念ながら、日本語はありませんでしたが、興味のある人は聞いてみましょう。通常のツーリストインフォメーションより、面白い案内所でしたよ。

フリヒリアーナへの行き方。

フリヒリアーナへに行くにはツアーに参加するのが簡単ですが、個人で行って宿泊滞在してはいかがでしょう。村にあるペンションは少人数が宿泊できる程度です。団体ツアー客が帰っていく夕方以降、村はとても静かになります。そんなひと時の方が、田舎村滞在にはふさわしいように感じました。個人でも行けるように、行き方をご案内しましょう。まず南スペイン観光の拠点となる町マラガやグラナダへ行き、そこから地中海沿いの町ネルハを経由して村へ行きます。ネルハからバスがありますが、本数も少ないので待ち時間が1時間あったり、スーツケースを持っている人はタクシー利用がおすすめ。ネルハから15分ほどで、約20ユーロ(約2500円)でした。