バルは何屋?

スペインのバルはただの「飲み屋」ではありません。レストランでもあり、カフェテリアでもあり、日本の居酒屋のようでもあります。通常レストランが日曜や月曜に閉め、昼13時〜16時、20時〜24時と時間を区切って営業するのに対し、バルは1日中開いて、年中休まない店もあります。毎日同じバルに顔を出し、一杯のカフェやビールを飲んで、ウェイターや常連客と会話を楽しむスペイン人。バルは、彼らにとってなくてはならない生活の一部です。田舎のバルに入ると、お客さんに話しかけられてそのまま一緒に飲むことになったりしたこともあります。地元に溶け込みたいなら、バルへ行こう!

本場のスペインバルは「飲み屋」じゃなくて、何でも屋。朝から晩まで開いてます。 本場のスペインバルは「飲み屋」じゃなくて、何でも屋。朝から晩まで開いてます。

バルのお得な朝食

バルの朝は早い。朝7時頃から開けて、朝食のサービスが始まります。地域によって、朝食のメニューが異なるのも特徴の一つです。マドリードや南スペインは、少し大きめの楕円のパンをトーストして、それに塗るバターやジャム、上に乗せる生ハムや熟したトマトなどを選びます。バルセロナでは、主にクロワッサン、若しくは細めのバケットに中にハムや挟む具を選んだサンドウィッチを食べます。飲み物はコーヒーや生絞りのオレンジジュースだったり、ビールだったりします。そうです、バルでは朝からビールだって注文できますよ。

バルでしっかりランチコース

スペインの昼食は13時半頃から16時まで。レストランはこの時間のみ開けますが、バルはたいてい朝から夜12時まで開けています。旅行中、お腹の空き具合がスペインのランチ時間まで待てない場合は、バルでもランチが食べられます。バルは軽食のみを提供するイメージですが、最近は通常のランチ(前菜・メイン・パン・デザート・飲み物)を提供するお店のあるので、旅行中の利用価値は高いですよ。もちろん、昼食後のおやつタイムも開けているバル。夕方になると、若者からお年寄りまで集まって、仲間と1杯飲み始めます。バルは社交場になります。

1日の〆もバルにて

夕食に多くのレストランは20時半に開きます。その時間まで待てなかったり、夜は軽く食べたいときに使えるのが、またまたバルです!バルには居酒屋のように、お酒に合うつまみ(タパス)がそろっているので、一杯のビールにタパスをつまめば、立派な夕食になります。マドリードならアルボンディガス(肉団子)やカジョス(もつ煮込み)、コルドバならラボ・デ・トロ(牛の尾煮込み)、ビルバオならピンチョスなど、スペイン全土に地域ならではの地タパスがあるので、タパス巡りの旅も楽しいかもしれません。1日の締めもバルにて1杯、今日が終わります。