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中世からモダンアートまで。マドリードのティッセン・ボルネミッサ美術館へ【歴史・入場ガイド編】


世界で2番目の規模を誇る個人コレクション

プラド美術館の向かいにあるティッセン・ボルネミッサ美術館 プラド美術館の向かいにあるティッセン・ボルネミッサ美術館

スペインの首都マドリードの美術館というと、誰しも浮かぶのはプラド美術館でしょう。しかしマドリードには他にも素晴らしい美術館があります。今回紹介するのはそのうちのひとつ、ティッセン・ボルネミッサ美術館です。プラド美術館がスペイン王室の至宝を集めた美術館なら、このティッセン・ボルネミッサ美術館は世界第2位という個人コレクションを展示しています(ちなみに世界第1位は英国のエリサベス女王のもの)。今から約100年前の1920年代にドイツの鉄鋼財閥ティッセン家と、ハンガリー貴族のボルネミッサ家の流れをくむディッセン・ボルネミッサ男爵が集めたコレクションが元で、男爵は主に古典絵画を、息子でやはり同名の男爵は19〜20世紀の近代絵画を収集しました。

中世から現代アートまでの美術品を収集

なぜドイツやハンガリーの血を引く人物のコレクションがマドリードにあるのでしょうか。それには父男爵がミス・スペインと結婚していたこと、コレクションの展示にスペイン政府が誘致に積極的だったということがあります。この建物は19世紀に貴族の屋敷として建てられたものですが、のちにスペイン政府に売却されてプラド美術館の分館として使用されていました。それを改装してコレクションを収めた美術館としてオープンしたのは1992年のこと。このティッセン・ボルネミッサ美術館があるのはプラド美術館の斜め向かいあたり。展示してある絵画は、中世の宗教画から20世紀の現代アートまでと多岐にわたります。まさに西洋美術史の教科書のような美術館なのです。

名画の数々が3つの階にわたって展示

収蔵作品については、詳しくは別記事の「見学編」にまとめてあるのでここでは概要だけ紹介します。見学はまず2階(日本の3階)に上がり、下に降りてくるとほぼ時代順に作品が鑑賞できるようになっています。世界史の教科書でお馴染みのホルバインの「ヘンリー8世の肖像」、エル・グレコやカラヴァッジョ、ゴヤなどの作品も2階にあります。1階(日本の2階)の見どころはやはり印象派の傑作の数々でしょう。ゴッホ晩年の「オーヴェルの風景」、マネの「緑の服の踊り子」、ルノワールの「日傘をさす女」などはチェックです。地上階は20世紀絵画が中心で、ピカソ、ダリ、ミロといったスペイン人作家の他にも、アメリカのホッパーやアンドリュー・ワイエスの作品もあります。

チケットの購入方法と館内の様子

チケットは事前購入も可能 チケットは事前購入も可能

チケットは事前に日時指定のネット購入ができます。ハイシーズンの混雑時期は、事前に買っておくと並ばなくてすみますよ。敷地から建物に入ると、左側にチケットカウンターがあります。アート好きなら見学時間は2〜3時間は見ておいたほうがいいかもしれません。写真撮影はフラッシュを使わなければOKです。フロアマップは日本語のものもあるので、入り口でもらっておきましょう。また、私は日本語音声ガイドを借りましたが、大変ためになったのでおすすめです。それではマドリードに行ったら、ぜひティッセン・ボルネミッサ美術館を訪れてください。

※この情報は2020年1月現在のものです。内容には変更があるかもしれないので、最新情報は該当のホームページなどでご確認ください。

DATA

●ティッセン・ボルネミッサ美術館
[URL] www.museothyssen.org/en(英語)
[開館時間] 10:00〜19:00(月曜は12:00〜16:00)※チケットは閉館の1時間前に販売終了 
[休館]1/1、5/1、12/25
[料金]13ユーロ(約1600円)、月曜は無料 音声ガイドは5ユーロ(約600円)

※1ユーロ=約118.99円。2020年2月時点。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/02/25)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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