日本からの直行便が運航しているマドリード

2018年6月現在、日本からスペインへの直行便が到着しているのは、首都マドリードのバラハス空港だけです。この記事を書いている時点ではイベリア航空が週3便運航していますが、スペイン人気の好調を受けて2018年10月から増発され、週5便になる予定だとか。もちろん直行便に限らなくても、多くの経由便を利用してマドリードに行くことができます。今回はそのスペインの玄関口となる、マドリードのバラハス空港から市内へのアクセスを簡単に紹介しましょう。

空港ターミナルは全部で4つある

空港ターミナルは、全部で4つ。ターミナル(以下T)1から3までは、一つの建物内にあり、歩いて横移動できますが、T4は少し離れた場所にあります。T4にはさらにT4Sというターミナルが付属しています。日本からの直行便であるイベリア航空、経由便でよく使われるカタール航空やエミレーツ航空が到着するのはここですね。T1、T2、T3からT4へは、T1、T2から無料のシャトルバスが出ています。T4S からはシャトルトレインという電車で、T4に移動します(T4Sの荷物受取所もこちらある)。空港から市内中心部は、15kmほど離れており、交通手段には、RENFE(スペイン国鉄)近郊線、メトロ(地下鉄)、バス、タクシーがあります。それではこれから順を追って、各交通機関を説明していきましょう。

RENFE(スペイン国鉄)近郊線

T4から市内に向かう手段として、最も簡単で安いのはRENFE(スペイン国鉄)の近郊線を使う方法でしょう。T4の到着フロアの下の階から近郊線C1が、毎日5:58〜22:27の間、30分間隔で運行しています。市内への所要時間は、チャマルティン駅まで11分、アトーチャ駅まで25分と早く、料金は2.60ユーロ(約340円)です。メトロと違って乗り換えなしで行けるのが便利ですね。アトーチャ駅からはスペイン各地へ列車が運行していますし、ホテルも多いエリアです。

メトロの空港駅は2つある

メトロは、RENFEと同じフロアにある「アエロプエルトT4」駅と、T2と連絡通路で繋がっている「アエロプエルトT1-T2-T3」駅に、地下鉄8号線が乗り入れています。この2つの空港駅の間に「バラハス駅」がありますが、ここは空港ターミナルから離れているので、市内から空港へ行く時に間違って降りないように。メトロは6:00〜深夜1:30の間運行しており、料金は4.5〜5ユーロ。ただし、市内中心部に行くには、最低1〜2回は乗り換えなくてはならないのが面倒です。(後編へ続く)