オリーブの漬物が自分で作れちゃう!?

スペイン・アンダルシア地方のビーチリゾート、マラガの郊外にある「ホテル・ルナ・ブランカ」滞在中に、ホテルが催行してる『オリーブ収穫&漬物作り体験ツアー』に参加しました。本当はオリーブオイルの工場見学を希望していたのですが、今年はもうオイル用のオリーブの収穫が終わってしまったとのことで、代わりに漬物用のオリーブの収穫と漬物作りを体験できるツアーをアレンジしてもらいました。ビールやワインのつまみに欠かせない大好きなオリーブの漬物が自分で作れるなんて、これは非常に期待が高まります!!

アンダルシアの『オリーブ収穫&漬物作り体験ツアー』は楽しい!! (前編) アンダルシアの『オリーブ収穫&漬物作り体験ツアー』は楽しい!! (前編)

アンダルシアの小さな町に立ち寄って観光

一日がかりのツアー、まずはホテルとオリーブ農場の途中にある小さな町に寄りました。アルチドーナArchidonaは標高600メートルの山に築かれた町で、山頂にはアラブの城塞が残ります。ここでは町の史跡を町の公認ガイドさんに案内してもらいました。聖フランシスコを祀る16世紀に建立されたミニマ修道院や、18世紀に税務署として使われ、その後市役所となったお屋敷、八角形の美しい広場などを見てまわります。市役所には老人たちのグループも来ていましたが、アンダルシアではこのようにあちこちの町や村を訪れる老人たちのためのツアーが州政府によって催されているのだそうです。

『恋人たちの岩』にまつわる悲恋の伝説

町の近くには、仰向けに寝ている人間の横顔に見える大きな岩があります。メインストリートから街並み越しに見えるこの岩、ここでは『恋人たちの岩』と呼ばれています。ガイドさんに、この岩にまつわる伝説を教えてもらいました。アラブの時代に町の長の娘と若者が恋に落ちますが、当然ながら長に反対されます。娘はグラナダのアルハンブラ宮殿の後宮に嫁がされますが、脱出して若者と逃亡します。そして王の軍に追われた二人は、この岩の上から身を投げて死んでしまいました。今でもこの岩には大地(青年)と風(娘)のパワーが吹きつけるのだといわれているそうです。

お土産は修道院の焼き菓子

ミニマ修道院には尼僧たちがいますが、彼女たちは修道院の外に出ず、一般の人たちに姿を見せることなく暮らしています。ここで尼僧たちが作るクッキーを買うことができるというので、最後にガイドさんに頼んで買ってもらいました。焼き菓子は10種類ほどありましたが、どれも数百年間レシピが変わっていないような素朴で伝統的なものばかり。私はサツマイモの柔らかいお菓子を買いましたが、なんだか和菓子のようで、渋い緑茶によく合いました。ガイドさんにお礼を言って別れ、さあ、いよいよオリーブ農場に向かいます。(後編に続く)