オリーブの収穫は重労働!!

アンダルシアの小さな町を観光した後、いよいよオリーブ農場に到着しました。農場のオーナーご夫婦への挨拶もそこそこに、まずは自分たちが漬ける分のオリーブの実を収穫します。ご主人がまず1本のオリーブの木の下にネットを敷きました。次に私たちに長い棒を渡して「これでオリーブの実を叩き落としなさい」と言い、作業がスタート。いざやってみると、これが思っていたより簡単ではなく、たくさん実を落とすにはコツが要ります。私たちはほんの15分ほど、交代で棒を振っただけでしたが、腕だけではなく全身がけっこう疲れました。これを収穫の期間中毎日続けるのは、かなりきつい仕事だと思いました。

アンダルシアの『オリーブ収穫&漬物作り体験ツアー』は楽しい!! (後編) アンダルシアの『オリーブ収穫&漬物作り体験ツアー』は楽しい!! (後編)

農場のオーナー宅でのランチ

ここでちょうどお昼になりました。オーナーのお宅に入ると、奥さんが昼ご飯を用意していてくれました。羊のチーズや生ハム、チョリソーと赤ワインで乾杯です。それからひよこ豆といんげんのスープ。優しい味でほっとする美味しさです。メインは豚肉のマグロという部位のトマト煮込みでした。町のレストランでランチを食べると、肉や魚をただ焼いたり揚げたりする料理が多いのですが、手間と時間のかかる煮込み料理は家庭料理ならではです。豚肉は柔らかく、意外と味付けも濃くなくて、赤ワインがぐいぐい進む美味しさでした。一般家庭のサロンで食事をいただくというのもめったにできない体験です。

オリーブの漬物の作り方を習います

ご飯を食べたら、台所で奥さんにオリーブの漬物の作り方を教わりました。オリーブの実は、アクを抜くために水にさらして、1日に2回水を換えながら1週間ほど置かねばなりません。今回は、既にアクを抜いたものに奥さんが味をつけていきます。漬物の味つけは日本の漬物と同じで、各家庭のお母さんによって千差万別。塩水の濃さや入れるハーブ、スパイスによって味は全然違ったものになります。奥さんの味つけはすべてが熟練の目分量。塩、ワインビネガー、干したオレンジの皮、カットしたレモン、フェンネル、タイムなどが入りました。

実をひとつひとつ手作業で割ります

最後に、外に出てオリーブの割り方を習います。木の切株を台にして、木槌でオリーブをひとつひとつ割っていきます。これがまた力加減が難しい。アクを早く抜くためにちょっとだけひびを入れたいのですが、グシャッと潰してしまいます。奥さんが見本にやると、まるで機械のような速さと手際の良さでした。こうして山のようなオリーブをいただいて、ツアーは終了、ホテルに戻りました。ホテルの日本人スタッフが通訳してくれるので、言葉の問題もなく、とても楽しく体験することができました。自宅に戻ってから自分でアクを抜いて漬けたオリーブの味は、初めてにしてはなかなかいい出来でしたよ。