博物館に展示されている発掘品

前編からの続きです。壁の絵では、馬、鹿、ヤギ、アザラシや鳥などが発見されています。解説によると、動物を描くために使用された石炭の片から年代が判明するのだとか。さらに、黒色や赤色の色彩が使われていたこと、指だけでなく筆のようなもので描かれていたことなどもわかっています。残念ながら、発掘された品々は洞窟内では見ることができません。ネルハ博物館に保護、展示されており、洞窟を見た後で行くとさらに面白いでしょう。また、洞窟の土産屋では壁画をモチーフとしたレプリカグッズが売っていたので、旅の思い出に購入しました。

自然によってつくられた、無数の鍾乳石の塔がすごい! 自然によってつくられた、無数の鍾乳石の塔がすごい!

絶景休憩スポットと周辺の散策コース

洞窟を見終わった後は、敷地内にあるレストラン、バルにも立ち寄ってみましょう。テラス席からは、地中海のコスタ・デル・ソルが眼下に広がっています。海に入るには早すぎる季節でしたが、景色を眺めるだけなら季節は問いません。絶景とともに、休憩できるスポットです。また、さらに時間に余裕のある方には、周辺の散策もおすすめです。全長826メートルのコースがあり、そのコースの下は先ほど見た洞窟があるといった地形です。周辺の自然動植物が観察できるように整備されています。

洞窟への行き方とネルハのバスターミナル

では、洞窟への行き方です。マラガからならネルハ行きの終点が洞窟になります。ネルハのバスターミナルから約10分で到着。バスは時刻表より遅れることもあるようなので、気長に待ちましょう。一方、洞窟からネルハ、マラガへ行くバスは、洞窟が始発になるので、時刻どおりに出発します。ネルハのバスターミナルはビーチの北側にあり、小規模のターミナルです。コインロッカーや公衆トイレなどはありませんので、トイレは近くのバルなどで借りましょう。車で行く場合は、敷地内に駐車場が完備されているので安心です。

19世紀に造られた水道橋。こちらも観光スポット

ネルハから洞窟への道中、車窓から水道橋を見ることができます。これは、近くのサトウキビ農園と工場建設のために必要な水を運ぶために、19世紀に建設されたもの。4階建てのレンガ造りで、馬蹄型のアーチが38個も並んでいます。とても立派で、ネルハの観光スポットの一つになっています。進行方向左側に席をとるとよく、見えます。また、洞窟と博物館を結んでいるクエバトレン(ミニ・トレン)に乗っても、この水道橋を通って行ってくれます。マラガ近郊を訪れたら、この素晴らしい巨大洞窟へぜひ足を伸ばしてみて下さい。