スペイン南部のアンダルシア地方で行きたい白い村

スペイン南部のアンダルシア地方は、白い村で有名です。これらの村々の歴史は古く、紀元前の時代から2000年以上にわたって、フェニキア人、ローマ人、イスラム教徒にキリスト教徒と人々が暮らしてきました。だからでしょうか、村は大地に根付いているにも見えるのです。周辺にはオリーブ畑の丘陵地帯が広がっています。白い村めぐりの拠点になるのはマラガです。マラガから列車とバスを乗り継いで、1時間程度のところにあるのが、日本人にも有名なミハスでしょう。丘の上にあり、白と窓枠などのブルー、屋根瓦のオレンジ色が、空の青さと相まって、絶妙なコントラストを見せてくれます。ハネムーンにはもってこいのロマンチックな村です。馬車が走り、土産屋やレストランが軒を連ねています。無添加せっけんやローソク、タイルなどお土産もここで揃えるといいですね。ゆったりと時間が過ぎていきます。

ミハスの村の中 ミハスの村の中

マラガからバスで白い村に行ってみよう!

ミハスに行くには列車が便利ですが、ほかの白い村はマラガ駅に隣接しているバスターミナルからバスで行くのがいいですね。まずは近場からご紹介します。バスで1時間ほどの「Alora アローラ」は、小高い丘の麓にびっしりと白い家々が建ち並んでいます。人口が14000人いますので、村というより町かもしれません。建物の白はペンキではなく石灰です。防虫と強烈な日差しを防ぐためのもので、剥げてくれば塗り直します。この町にはあまり観光客が訪れないので、素朴な印象です。そして町の食堂の値段の安さに驚かれるでしょう。500円以下の定食も結構見かけます。マラガから日帰り可能です。このアローラから北に1時間少々のところにあるのが、「Olvera オルベーラ」です。丘の頂上に教会がそびえています。バスは午前に2本、午後に3本しかありません。せっかくなのでホテルに泊まったほうが楽しいですね。

オルベーラ オルベーラ

白い村はいろいろあります。

オルベーラから423番のバスで15分ほどのところにあるのが、「Setenil セテニル」です。なんと村が岩にへばりつくようにあるのです。ある家は岩と岩の間に挟まれるように建てられ、ある家は岩と地面の間の洞窟のようなところに建てられています。自然とともに生きること…。それをまさに、実践してきたような村のありようは、微笑ましく見えます。マラガからのバスは1日4本です。ほかにも、有名ブランドメーカーの皮革製品を製造している「Ubrique ウブリケ」や、切り立った大地の上に位置する町自体が要塞のような、「Arcos de la Frontera アルコス・デ・ラ・フロンテーラ」、断崖の上にある「Ronda ロンダ」などは有名ですね。マラガに東には、日本人に人気の「Frigiliana フリヒリアーナ」もあります。それぞれバスで1時間少々です。マラガのバスターミナルで時刻表を確かめて、是非これらの白い村にも足を運んでみてください。