カテドラルで光の洪水に包まれる

マヨルカ島の中心、州都パルマ・デ・マヨルカの観光で、絶対にはずせないのがカテドラルです。13世紀から400年近くの歳月をかけて造られた歴史ある建物は世界遺産に登録されており、20世紀にはガウディが改修を手がけました。主祭壇に下がる天蓋飾りがガウディの作品で、バルセロナのサグラダ・ファミリア教会主祭壇の天蓋飾りの原点となるような、独特のデザインが印象的です。カテドラルを訪れるなら、絶対に午前中、できれば10時のオープンとともに入りましょう。堂内はステンドグラスを通して差し込む光が柱や壁に映って、えも言われぬ美しさ。天国ってこんなところ?と思わせる幻想的な光景は、午前中しか見られません。

これを見なくちゃ食べなくちゃ マヨルカ島の首都パルマ・デ・マヨルカ これを見なくちゃ食べなくちゃ マヨルカ島の首都パルマ・デ・マヨルカ

ベルベル城からの絶景サンセット

パルマの西の丘の上に建つベルベル城は、中をくりぬいたバームクーヘンのような形をした14世紀のお城です。中を見学することもできますが、それよりもなによりも、ここからのパルマの町と海の眺めが素晴らしいのです。旧市街の中にそびえ立つカテドラルの威容は、まさにパルマの町の中心的です。午前中は逆行になるので、できれば午後、夕刻にお城まで登ることをお勧めします。カテドラルと旧市街、ハーバーが夕日でピンク色に染まっていく風景は、マヨルカ島の絶景トップ5に入るといっても過言ではないでしょう。そしてカテドラルがライトアップされる夜景がまた、いいのです。

マヨルカはグルメの宝庫

マヨルカの郷土料理は非常に個性的で、本土スペインとはまったく異なった料理がいくつもあります。特徴は、野菜たっぷりの煮込み料理が多いことでしょうか。私が大好きなのは「ロモ・コン・コルLomo con col」という豚肉とキャベツの煮込み。「フリート・マジョルキンFrito mallorquin」はレバーとポテトと野菜の炒め煮で、見た目より油っぽくなくレバー好きにおすすめです。野菜の煮込み「ソパ・マジョルキーナSopas mallorquinas」やグリル野菜にトマトソースをかけた「トンベットTombet」 など、地元の美味しい野菜がふんだんに使われていて、どれもマヨルカ産のワインにとってもよく合います。

まだまだあります美味しいもの

マヨルカの空港の出発ロビーに行くとみんなが持っている「エンサイマーダEnsaimada」の箱。スペイン人はみんな大きな箱を3つも4つも重ねてお土産に持ち帰ります。エンサイマーダは渦巻き状に焼いたパンに粉砂糖をかけたもので、クリームやアプリコットジャム入りの甘いものもあり、今では本土でも朝食によく食べられます。「ソブラサーダsobrassada」というマヨルカ特産の生ソーセージも独特で、非常に柔らかく、パンに塗って食べるとパプリカが利いていて病みつきになる美味しさです。豊かな自然、隠れ家ビーチ、世界遺産に中世の町並み、そしてグルメも満足のマヨルカ島。今年の夏休みのデスティネーションにお勧めですよ。ご予約はお早めに!!