バルセロナからのワンデイ・トリップ

私はバルセロナ市内に住んでいますが、市内のビーチには行かない主義です。市内から離れれば離れるだけ、水がきれいと言われているからです。市内から15分も電車に乗れば、そこにはバルセロネータよりずっときれいな海が待っています。もう少し足を延ばして、日帰りできるビーチ、さらに素敵なレストランがあるというカネットをいう町をご紹介しようと思います。この町へ行くのは、電車(Renfe)で行くのが便利。カタルーニャ広場から乗り、市内を抜けると、ずっと海岸線を走るので気持ちの良いショートトリップが始ります。

バルセロナ郊外のビーチで遊んだ後は、有名な建築家のレストランへ行こう バルセロナ郊外のビーチで遊んだ後は、有名な建築家のレストランへ行こう

巨匠が設計した、世界遺産に匹敵

電車で海岸線を走ること、約1時間。バルセロナ中心地の喧騒が想像できないほど、落ち着いた町へ到着です。ホームの向かいにはビーチが広がり、観光客のいない地元の人ばかり。混雑もせず、開放的にビーチで過ごすことができますよ。この町に友人が住んでいるのでよく訪れていますが、実の目的は友人に会いに行くだけではなく、ビーチへ行くことでもないんです。本当は、この町にお目当てのレストランがあるからなんです。そのレストランの名前はCasa Roura(カサ・ローラ)。

ムンタネールが設計したレストラン

スペイン語で「ローラの家」を意味するその家庭的な匂いのするレストランへは、駅から歩いて5分。町のメイン通りに一風変わった建物が見えるので、それが見印になります。レンガ造りの19世紀モデルニスモを感じさせてくれる外観です。ここを設計したのは、ドメニク・ムンタネール。バルセロナ市内の世界遺産登録されているカタルーニャ音楽堂やサン・パウ病院の建築家です。外観の装飾も華やかで、彼らしさが出ています。美しさはレストラン内へ入っても続きます。床には伝統的な手法のモザイク装飾が埋め込まれ、食事をする前から楽しめるレストランです。

コースはとても良心的なお値段です

小部屋もありますので、じっくり見たい方はウエイターに断れば内装なども快く見せてくれます。店内での食事もいいですが、夏なら外での食事もお勧めです。中心のサロンを抜けると、庭の横のテラスで食事をとることができました。メニューもありますが、昼も夜もお得なコースが用意されています。しかも料理の値段はかなり良心的で、バルセロナ市内でこんなステキなレストランなら倍以上はするでしょう。このレストランはまだガイドブックにも載っていない穴場ですし、料金的にもお勧めです。