バスク地方って、危険なイメージ?

かつてスペインのバスクは、「バスク祖国と自由 (ETA)」の活動から、危険なイメージがありました。今は、まったくそんなことはありません。むしろ、マドリッドやバルセロナといった大都会に比べ、治安がよいといわれています。さらにバスクは、グルメの土地として知られるようになってきました。そのグルメの中心地ともいえるのが、サンセバスチャンです。サンセバスチャンの町を歩いていると、ときおりフランス語が聞こえてきます。そう、ここはフランスにも近いのです。そして、舌が肥えているフランス人たちが、こぞってこの町にやってきます。彼らの目当ては、美しい景色とグルメです。

三つ星レストランがそろうサンセバスチャン。グルメシティでおなかいっぱい 三つ星レストランがそろうサンセバスチャン。グルメシティでおなかいっぱい

人口18万の町に、三つ星レストランが三軒あります

サンセバスチャンは、人口約18万人ほどの小さな町です。そこにミシュランの三つ星レストランが三軒もあります。人口に対する三つ星レストランの割合は、世界一だといわれ、これがグルメの町だといわれる所以です。また、入江になっていて波がほとんど立たない美しいビーチがあり、リゾート地しても、よく知られています。グルメとリゾート、ふたつそろった町ですが、残念ながら、日本ではまだそんなに知られていません。

三つ星レストランでなくても、おいしいものを。

そうはいっても、三つ星レストランは食事代のこともありますし、敷居が高いです。また、現地のオジサマたちで構成された美食クラブもありますが、こちらは観光客は入ることはできません。でも、がっかりすることはありません。庶民の味方、バル(スペイン風居酒屋)があります。数多くのバルがありますので、食べ歩きに困ることはありません。バルには、スペイン名物ピンチョスがたくさん。ピンチョスは、スペイン風おつまみで、バスクが発祥の地だといわれています。美味しいものを、少しずつたくさん食べたい!という食いしん坊にぴったりです。スペインは、アンダルシアだけではありません。バスク地方にも、ぜひ行ってみましょう。