目抜き通りのレオン・ガンベッタ通りへ

スペインのサンセバスチャンからフランスバスクへのお手軽日帰り旅、ですがあまり時間はありません。目指すはサン・ジャン・ド・リュズ1番の目抜き通り、レオン・ガンベッタ通りです。狭い道は歩行者天国になっていて、道の両側にはさまざまなショップが軒を連ねています。サン・ジャン・ド・リュズはビーチリゾートでもあり、行き交う人たちはちょっとお金持ちそうなヨーロピアンばかり。アジア人やグループ客はほとんど見られませんでした。そのためか、町にはのんびりと落ち着いた雰囲気が漂います。

おしゃれな雰囲気が漂うレオン・ガンベッタ通り おしゃれな雰囲気が漂うレオン・ガンベッタ通り

バスクリネンのお土産探し

女性に人気のバスク土産といえば、特産品のバスクリネンでしょう。元々は牛の背にかけて日よけや虫除けに使われた麻(リネン)の布で、破れにくいように厚手で大判の生地が織られていました。自分の牛だとわかるように、家ごとに線の色や太さを変えていたそうです。バスクの7つの地域を表す7本のストライプが基本のデザインですが、今では使い心地のよい綿製となり、様々な色やデザインのテーブルウェアや雑貨が作られるようになりました。サンセバスチャンにはバスクリネンの専門店があまりないのですが、ここレオン・ガンベッタ通りには専門店が何軒もあり、お土産探しに最適です。

バターたっぷり、バスクのスイーツ

バスクのグルメも見逃せません。サン・ジャン・ド・リュズといえばマカロン。1660年、太陽王ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズの結婚式がこの町で挙げられた時に、お祝いに献上したというマカロンが、今でも老舗「メゾン・アダム Maison Adam」で作られています。クリームを挟んだカラフルなマカロンとは違った、素朴な焼き菓子マカロンは1個1ユーロでした。バスク十字と呼ばれるラウブルをあしらった焼き菓子、ガトーバスクもリッチなバターの風味がたまりません。私も、バスク名産のブラックチェリーのジャムを挟んだものを美味しくいただきました。

リゾートのビーチで海風に吹かれてみる

それから、バスクの特産品を売るショップで赤唐辛子を使ったソースや塩、オリーブの漬物なども買い込んで、サン・ジャン・ド・リュズのビーチに行ってみました。広いビーチは思ったほど混んでおらず、人々はパラソルの下に寝転がってのんびり海風に吹かれていました。いつかこの町に滞在し、市場のお惣菜を買ってきて部屋で食べたり、ビーチで本を読んだりして静かな夏を過ごしてみたいなあと思いつつ、サンセバスチャンに戻りました。でも、サンセバスチャンに着いたらそんな余韻に浸る暇もなく、バルに繰り出したんですけどね(笑)。スペインバスクとフランスのバスク、こうして比べてみると、けっこう違って面白いものでしたよ。