セゴビアにそびえ立つ「悪魔の橋」

スペインにある「悪魔の橋」をご存知ですか。渡ると悪魔に襲われる橋なのでしょうか。それとも、悪魔の絵が描かれた橋なのでしょうか。それは、マドリードから電車で2時間、バスで1時間半のセゴビアという街にあるローマ時代の水道橋のことです。1世紀のローマ時代に建設され、その後イスラム教徒によって破壊されたものを15世紀に修復し、今の形になっています。行くまでは、そう呼ばれる理由が分かりませんでした。着いてみると、確かに巨大な水道橋がそびえ立っていました!なるほど、悪魔が作った橋なんですね!

やっぱりローマ時代の建築はすごかった!セゴビアに現存する水道橋 やっぱりローマ時代の建築はすごかった!セゴビアに現存する水道橋

人類が作ったとは思えないその巨大さ

橋が「そびえ立つ」とは可笑しな表現ですが、実際目にした高さと規模に、そびえ立つという形容がぴったりでした。その巨大さゆえに「悪魔が作った」という伝説があるのだとか。「昔、女中の娘が毎日川へ水を汲みに行くのを苦に思い、悪魔と取引をします。悪魔は少女の魂と交換に、水を汲まずにすむよう、橋を作ります。日が登る前までに必死に働く悪魔ですが、あと一つの石を積み上げようとしたところで夜明けがきて、少女は魂を捕られずにすみました。」人間が作った代物には思えない、といった迫力ですから、そんなお話が生まれたのも納得です。

写真スポットはここ!

全長760m、大小合わせて163のアーチから成る水道橋。何のモルタルも使わずに、2万個以上の石のみで造り上げたローマ人の賢さと忍耐に、感心するばかりです。高さ30mの巨大建築物を撮影しようにも、近づくと全体は入りきりません。アゲソホ広場をずっと下がっても、収まりきらないのですが、いい場所を見つけました!橋のふもとをずっと右へ行くと、橋を上から見下ろすことができる展望台があり、階段で上がっていくと、橋の上に行けました。また、橋を通過し、広場の反対にある上り坂の中腹から撮影した、水道橋の写真も素敵でした。

セゴビアの名物料理を食べてみよう

セゴビアの町はあまり大きくないので、1日で見所を回れます。ディズニー「白雪姫」の城のモデルになったといわれるアルカサル(王宮)はお見逃しなく。また、セゴビアの名物グルメに、生後2週間ほどの子豚を丸ごとオーブンで焼いた「コチニージョ・アサード」があります。かわいそうで食べられない? いえいえ、ひと口食べると、そんな思いは忘れてしまうほどのおいしさですよ。皮はパリッと、肉はとてもジューシーで美味しかったです。食べるときは、ちゃんと切り分けてくれますので、ご安心を。セゴビアに行ったら、是非お試しください。