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海外現地発ガイド通信

イベリア半島南に残る、最も古いローマ遺跡「イタリカ」を辿れ!


掲載日:2007/09/13 テーマ:遺跡 行き先: スペイン / セビリア

タグ: ためになる ロマン 遺跡 歴史


セビリアの秋は、絶好の観光日和

旧市街にある劇場跡。現在、周りは民家となっています。こちらにて、毎晩、光り輝くショーが行われていたのでしょうか 旧市街にある劇場跡。現在、周りは民家となっています。こちらにて、毎晩、光り輝くショーが行われていたのでしょうか

秋以降より観光シーズンがピークとなるセビリア。涼しくなって、とっても動きやすくなるこの時期に是非訪れてほしいのは、セビージャ旧市街地より約9Km北にある、ローマ時代の都市、イタリカ(Italica)です。ここは、紀元前206年に古代ローマの軍人、スキピオ(Publius Cornelius Scipio Africanus Major)が最初に創った都市で、イベリア半島の南では、一番古いローマ人居住区跡の遺跡です。このイタリカ、名前は、最初に定住した人々の出身地「イタリア」から命名したのだそうです。

2人ものローマ皇帝を生み出した町、イタリカ

大理石で敷き詰められていたらしい舗装道路。どこまで続いていたのでしょうか 大理石で敷き詰められていたらしい舗装道路。どこまで続いていたのでしょうか

当時は、ボエニ戦争の真っ最中。イタリカは元々、カルタゴ人とのllipaの戦い(セビージャ近郊にあるアルカラ・デル・リオという町にて)にて負傷した兵士を癒すために設置された土地だったのですが、それがその後、重要な軍の基地として、またグアダルキビル川岸の基礎領地となりました。そして、そこは、ローマ皇帝となったトラヤヌス(Marco Ulpio Trajano)とアドリアヌス(Publio Aelio Adriano)の2人を生み出してから、急激に栄えたそうです。町には、大理石で作られた舗装道路や豪華な建物で埋め尽くされていたとか……。

ローマ人のシンボル「円形闘技場」

本来は、3階の作りだったらしい、この円形闘技場。現在は、2階の一部までが残っている 本来は、3階の作りだったらしい、この円形闘技場。現在は、2階の一部までが残っている

都市は、2つのパートに分かれており、1つは、スキピオ自身が創設した「旧市街」と前記アドリアヌスによって創られた「新市街」です。残念ながら、旧市街は、現在、このイタリカがあるサンティポンセ(Santiponce)という町の下に眠っており(劇場と公衆浴場のみ見学することができる)、実際見学できる「イタリカ」は、新市街となります。ここの見所としては、まず、大きな円形闘技場(収容観客数 20,000人から25,000人で、ローマ帝国最大のものの1つ)です。ここでさまざまなグラディエーターたちが、猛獣と戦っていたのを想像してみてくださいね。

必見!モザイクの数々

月曜日から日曜日までの惑星が、綺麗にモザイクとして残されている。2000年以上も前に、すでに時間と暦があったとは!! 月曜日から日曜日までの惑星が、綺麗にモザイクとして残されている。2000年以上も前に、すでに時間と暦があったとは!!

そして、もうひとつのパートが、さまざまなモザイクが残っている建物跡です。商業場、運動場も兼ね備えていた「談話室の館」、迷路のモザイクがある「ネプチューンの館」、30種類もの鳥のモザイクがある「鳥の館」、暦のモザイク(月から日)がある「惑星の館」等、そして、大きな公衆浴場、また四方に綺麗に広がる大通りと、その下に見ることができる下水設備等、はるか昔の生活が目の前に広がっていきますよ。約2000年以上も前に、これだけの文化が存在していたというのは、本当に驚きです。
当時の生活、その息づかいを感じたい遺跡好きの方には、特にお勧めの場所ですね!

【関連情報】

CONJUNTO ARQUEOLOGICO ITALICA(イタリカ考古学帯)
住所:AVD EXTREMADURA, 2
電話:955-99 73 76
WEB:http://www.juntadeandalucia.es/cultura/museos/CAI/
E-mail:ccul@juntadeandalucia.es
料金:1.5ユーロ

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/09/13)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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