page top

出発エリアをに変更しました。

海外旅行の検索・比較サイト|エイビーロード
AB-ROAD
スペイン・セビリア・サッカー観戦の現地ガイド記事
RSS

海外現地発ガイド通信

フラメンコや闘牛の本場、アンダルシアの中心都市で、ハイレベルなサッカーを堪能!


掲載日:2008/03/18 テーマ:サッカー観戦 行き先: スペイン / セビリア

タグ: サッカー スタジアム


コルドバから列車で45分。カテドラルやグアダルキビル川の美しい景観で心を癒す

エスタディオ・オリンピコ・セビリア。1999年の世界陸上のために建設され、2003年UEFAカップ決勝で使われた エスタディオ・オリンピコ・セビリア。1999年の世界陸上のために建設され、2003年UEFAカップ決勝で使われた

バルセロナを皮切りに地中海沿いを時計回りで進んでいるスペイン戦。マルベージャ・コルドバの後は、同じアンダルシアにある人口70万の大都市・セビリア(現地読みはセビージャ)を取り上げることにする。メスキータの町・コルドバからは列車で45分、バスだと2時間程度。容易に行き来できる距離にあるのだ。ここセビリアはフラメンコや闘牛の本場として知られており、ビゼーの「カルメン」の舞台としても名を馳せる。毎年4月の春祭りがスペイン3大祭の1つに数えられるなど、とにかくエンターテイメントに事欠かない土地なのである。
セビリアの町は放射状に広がっているが、旧市街の南半分に見どころが集中している。スペイン最大のカテドラルとヒラルダの塔のあたりにはつねに多くの観光客が集まっている。カテドラルから北に走るシエルペス通りの周辺には革製品やみやげ物屋、ブチィックなども立ち並び、散策しているだけで楽しい。大西洋に注ぐグアダルキビル川の雄大な流れも人々の心を癒してくれる。

エスタディオ・オリンピコで行われた2003のUEFAカップ決勝。セルティックサポーターの熱気に驚嘆!

セビリアの名所の1つであるカテドラル。2003年UEFAカップ決勝の際には多くのセルティックサポーターが押し寄せた セビリアの名所の1つであるカテドラル。2003年UEFAカップ決勝の際には多くのセルティックサポーターが押し寄せた

さまざまな魅力を持つ地で2003年5月、UEFAカップ決勝・FCポルト対セルティックの一戦が行われた。その際に私も初めてセビリアを訪れたが、歴史的建造物の並ぶオシャレな町並みにはかなり魅了された。それ以上に驚いたのがサポーターの数。もともとイングランド・スコットランドのサッカークラブは熱狂的サポーターの存在で有名だ。彼らは自分のチームが欧州カップで勝ち進むたび、あちこちを旅して応援する。セルティックにとってはこの時が初UEFAカップ決勝進出だったから、支持者たちの熱気も最高潮に達していたのだ。現地のホテルは全て満員。私も宿が取れず、仕事仲間の部屋に転がり込んでしのいだほどだ。町の中心部は緑と白の縦じまのユニフォームを身にまとった人々で占拠されていた。数年後、中村俊輔がこのクラブの一員になるなど、全く想像もしていなかった。それも何かの縁だろうか…。

対戦相手のポルトには、今やFCバルセロナの顔の1人になったデコがいた。ポルトからセビリアは日帰りで移動できる範囲であるため、ポルトサポーターも数多く押しかけた。使われたスタジアムは「エスタディオ・オリンピコ・セビリア(Estadio Olympico Sevilla)」。1999年世界陸上のために建設された約5万7600人収容の巨大施設である。陸上競技場にしてはスタンドからピッチが近く、臨場感も抜群だったが、いかんせんアクセスが悪い。現地の人は車で来るのが普通らしく、ビッグマッチの後は公共交通機関がほとんどない。UEFAカップの時もバスが見当たらず、タクシーも来ない。仕方がないので、仕事仲間たちと1時間以上かかる町中までとぼとぼと歩いて帰った記憶がある。まだ1人でなかっただけよかったが、夜中に1人歩きする羽目に陥ったらどうだったのかと考えるとぞっとする。異国でサッカー観戦に行く際は、まず最初に帰りの足を確保すること。その鉄則を忘れてはならないと改めて痛感させられた。

進境著しいセビリアFC。彼らの本拠地、ラモン・サンチェス・ビスファンは一度は訪ねておくべき!

2003年当時はまだFCポルトに所属していたデコ。彼の活躍でセルティックを下したゲームが懐かしく思い出される 2003年当時はまだFCポルトに所属していたデコ。彼の活躍でセルティックを下したゲームが懐かしく思い出される

だが、当地にホームを置く「セビリアFC(Sevilla Futbol club)」が普段、使っているのはここではない(一部のビッグマッチはオリンピコで行われる)。彼らのメインスタジアムは「エスタディオ・ラモン・サンチェス・ビスファン(Estadio Ramon Sanchez Pizjuan)。セビリアの列車の玄関口である「サンタ・フスタ駅(Estacion de Sta.Justa)」から32番バスで10分程度。駅から歩いても20分ほどの距離にある。こちらは約4万5000人収容。3月4日には、07−08UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)決勝トーナメント1回戦・フェネルバフチェ戦が行われたことでも知られる。
05-06、06-07シーズンと2年連続でUEFAカップを制し、欧州屈指のビッククラブに成り上がったセビリアにとって、ジーコ元日本代表監督率いるフェネルバフチェとの一戦は、クラブ初のUCL8強進出を賭けた重要なゲームだったが、まさかのPK負け。誇り高きセビジスタ(セビリアサポーター)たちはショックで打ちひしがれていた。

それでも彼らのアグレッシブなスタイルはバルサ、レアル・マドリーに匹敵するレベルだと評価が高い。セビリアの町を堪能しつつ、近年躍進を遂げている同クラブのサッカーを観るのはいいアイディアだ。今季リーグ戦では6〜7位とやや停滞気味だが、これからの終盤戦で巻き返しのチャンスはある。彼らの試合スケジュールは公式HP(http://www.sevillafc.es/)で確認できる。旅行計画を立てる際は参考にしたい。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/03/18)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
エイビーマガジンについて

 

キーワードで記事検索

検索