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海外現地発ガイド通信

アンダルシアの宮殿CASA DE PILATOSにて、優雅に過ごそう


掲載日:2008/03/31 テーマ:歴史 行き先: スペイン / セビリア

タグ: すごい! 宮殿 博物館


さまざまな様式が混在する宮殿

入り口は、馬車にて入れるようになっている。これは、アンダルシアにある宮殿の特徴なのだそう 入り口は、馬車にて入れるようになっている。これは、アンダルシアにある宮殿の特徴なのだそう

セビリアの旧市街の東部に、15世紀の終わりから16世紀の始めに建てられたCASA DE PILATOS(ピラトスの家)は、ムデハル、ゴシックとルネッサンス様式が混ざっている特色ある建築物である。このピラトスの家は、俗称であり、本来の名前は、PALACIO DE SAN ANDRES DE SEVILLA(セビリアのサン・アンドレスの宮殿)という名前である。1483年、この家を購入した夫婦の子供(タリファ伯爵)が、エルサレムに巡礼をおこなった。

偶然の一致は、歴史の始まり

お庭もきちんと整備されていて、とてもきれい。春から夏までは、お花も楽しめる お庭もきちんと整備されていて、とてもきれい。春から夏までは、お花も楽しめる

セビリアに帰国後、その家とCRUZ DEL CAMPOという郊外にあるお堂の距離が、ピラト提督がキリストへ死の宣告をした場所から、ゴルゴタの丘までと同じということに気づいた。その偶然に感動した伯爵は、Via Crusis(十字架の道)を作ることに決めた。その家から、CRUZ DEL CAMPOへの巡礼は、1521年より1873年まで続き、現在のセビージャにおけるセマナ・サンタ(聖週間)の始まりだといわれている。

中庭に圧巻!

噴水の音が耳に心地よい中庭。時間を忘れ、物思いにふけることができる 噴水の音が耳に心地よい中庭。時間を忘れ、物思いにふけることができる

また、セビジャーノス(セビージャ人たちの意)は、上記ピラト提督にちなんで、この家をピラトスの家(ピラト家族の家)と呼ぶようになったという。入り口左側には、十字架の道の出発点といわれる大理石で作られた十字架が飾られている。入り口を入り、右側にあるメインの中庭には、イタリカから発掘された、ローマ帝王たちの彫刻、ギリシャの女神の銅像、噴水があり、中世期に逆戻りしたような感覚に陥る。たくさんあるお部屋のタイルも美しく、セビリアの王宮(REALES ALCAZARES)を彷彿させる。

必見の2階部分

一面に貼り付けられたタイルがすばらしい 一面に貼り付けられたタイルがすばらしい

2階部分は、現在博物館となっており、訪問時間が入場時に指定される。訪問は、ガイド付きになっており、撮影は禁止である。アンダルシア画家フランシスコ・パチェコの四季のフレスコ画が飾ってあるお部屋や、タペストリーのお部屋、また、ゴヤの闘牛の絵、そしてナポリの画家Giuseppe Reccoの静物画等が見学でき、興味深い。現在お部屋は、公式行事がある際、使用されている。当時、そして現代のノーブルな生活を垣間見てはいかがだろうか。

【関連情報】

■ CASA DE PILATOS
住所:PLAZA DE PILATOS, 1
電話:954- 22 52 98
料金:1階のみ 5ユーロ/1階、2階共 8ユーロ
時間割:9:00 - 17:30
HP:http://www.turismo.sevilla.org/paginas_es/patrimoniomonumentalficha.asp?idpatrimonio=4 

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/03/31)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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