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海外現地発ガイド通信

押しつぶされそう〜!洞窟住居に驚愕”セテニル・デ・ラス・ボデガス”


アンダルシアの白い村の1つ

山の傾斜に白い家々が連なっている。 山の傾斜に白い家々が連なっている。

アンダルシア州カディス県にあるSETENIL DE LAS BODEGAS(セテニル・デ・ラス・ボデガス)は、主都カディスから東北東約157キロに位置し、人口約3000人の小さい村である。有名なPUEBLO BLANCO(白い村)の1つであり、アンダルシアに燦々と注ぐ太陽に照らしだされる村の景観は素晴らしい。この村の一番高い部分には要塞跡があり、そこから町は、下部にあるGUADALPORCUN(グアダルポルクン)川に向かい傾斜に沿って広がっている。

岩の間にあるのはなんと住居!

今にも押しつぶされそうに見える岩の層が迫力満点だ。 今にも押しつぶされそうに見える岩の層が迫力満点だ。

この村の特色はそれだけではない。川の侵食によりできたとされる洞窟を利用した住居群である。岩層間に隙間なく続くその住居は、一見圧迫感を感じないわけでもないがとてもユニークだ。それらは普通の住居に見えるが、内部は岩を天井や壁にうまく利用されているのがわかる。土産物屋さん等でそれは確認できるのでチェックを。写真や写生が趣味の方にとっては実にたまらない情景がこの村にはある。1日たっぷり時間を取って、太陽の動きを見ながら撮影や写生をすることをお勧めする。

村が持つ重要な歴史

岩の形をうまく利用して家が建っている。 岩の形をうまく利用して家が建っている。

先史時代からその洞窟利用が自然発生的に行われてきたことは想定されているが、実際、この場所に人々が定住したのは中世後期からだという。グラナダにも近いこの村は、その後イスラム教徒からの奪回時、大変困難な場となったそうだ。この村を取り戻すために何度も交戦が行われ、7回目の1484年9月21日にやっと征服できたという。そのくらいこの村の奪還には辛酸をなめた。そのせいか、ここにはその歴史に纏わる数々の伝説が存在するという。

村に語り継がれる数々の伝説

村中が岩との共存である。 村中が岩との共存である。

その1つはとても有名だ。イサベル女王は、1484年頃この村の郊外に滞在しており、ここで流産を経験した(男子を出産したが、出産後数時間後にその子は死亡したという説も)。その子にセバスチャンという名前を付ける予定だったため、この村に教会を造り、その教会をサン・セバスチャンと名付け、なおかつこの村の守護聖人をサン・セバスチャンとしたそうだ。その眺望だけではなく、歴史的重要な伝説が取り巻いているこの村の魅力は尽きない。

関連情報

自然と歴史が創造したセテニル・デ・ラス・ボデガスは、人々の心を捉える。 自然と歴史が創造したセテニル・デ・ラス・ボデガスは、人々の心を捉える。

■OFICINA DE TURISMO(観光案内所)
住所:Villa, 2, Setenil de las Bodegas
電話:956 13 42 61
HP:http://www.setenil.com/?lang=2#/Turismo de Setenil
行き方:RONDAよりバス(月-金 1日1本)、CADIZよりバス(月-金 1日1本)

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2015/07/04)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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