踊ろう、セビジャーナス!

スペイン三大祭りの一つ、セビリアで行われる春祭り(フェリア)。開催日は毎年変わりますが、春を告げるこの祭りをセビリア人は楽しみに待っています。男性は正装し、女性はフラメンコドレスを着て参加します。会場にはカセタとよばれるテントが並び、その中で朝まで飲んでは食べてを繰り返します。そしてギターの生演奏で踊られるのが、「セビジャーナス」という踊りです。「Olé(オレ)!」と掛け声が飛び、祭りを盛り上げます。衣装を着て行ったら、「踊れるか?」と聞かれ、中の人たちがカセタに招いてくれ、地元の人たちと楽しむことができました。公共カセタもあるので、踊れなくても雰囲気を味わいに覗いてみてください。お酒好きな方には、春祭りの定番「レブヒート(シェリー酒の炭酸割り)」も是非お試しあれ。

さぁ祭りだ!スペイン三大祭りの楽しみ方 さぁ祭りだ!スペイン三大祭りの楽しみ方

作っては燃やす、バレンシアの火祭り

イエス・キリストの父ホセ(ヨセフ)は大工だったので、大工職人たちの守護聖人でもあります。その守護聖人の日を焚き火で祝っていたとき、その中に張子を投げ入れたのが火祭りの起源だと言われています。祭りの期間、住民グループによって1年かけて構想し作られた「ファジャス(張子人形)」が市内に設置され、その出来栄えを競います。高さ30mを越す作品や、風刺をテーマにした作品まであり、昼間に見て回ります。優勝したもの以外は3月19日深夜に燃やします。その燃えていく美しさと同時に、なんて勿体ない!と思うでしょう。頑張って作ってきたからこそ泣いている子どもいますが、燃やすことが祭りのポリシーなんですね。各エリアの点火時間が告知されているので、はしごして見て回るのが楽しいです。また、昼間は爆竹ショーや民族衣装を来た献花パレードなど見逃せないイベントが目白押しですよ。

犠牲者がいてもやめない祭り パンプローナ

パンプローナで行われるサン・フェルミン「牛追い祭り」は、日本でもよくテレビで紹介され、世界でも名の知れたお祭りです。7月6日から行われ、期間中の毎朝8時に市街地から闘牛場までの道を闘牛と共に市民が走り抜けます。「牛追い」といいながらも、牛の前を走り、牛に追われる走者の姿を映像で見たことある方もいると思います。毎年、参加者や見物者に怪我人が出て、死者が出た年も牛追いが中止になることはありませんでした。地元の人は、祭りの核であるとか文化だと主張し、祭りにかける意気込みは生半可な気持ちではありません。素人が牛追いの走者になることはお勧めしませんが、祭りのトレードマークである赤いスカーフを首に巻けば、これであなたもこの熱い祭りの一員になれますよ。