スペインの下町へ行ってみよう!

旅先で、行きたかった観光スポットの見学が終わると、次は地元の人々が住む生活ゾーンも覗いてみたくなるものです。地元の人が何を食べているのか、どんな習慣があるのかなど、旅の好奇心はそんな風に形を変えていくこともありませんか。スペインの地方都市で、それを私は体験しました。スペイン、第4の都市セビリア。町のシンボルであるカテドラルやアルカサスの観光を終えると、中心地の脇を走る運河を渡ってみることにしました。その先のトリアナ地区には、地元の人々が生活する下町がありました。

イサベルII世橋を渡るとそこは下町トリアナ イサベルII世橋を渡るとそこは下町トリアナ

中心地から運河を渡るとそこが下町

運河を渡る橋は何本もかけられていますが、トリアナ地区へ行くならサン・テルモ橋かイサベルII世橋(トリアナ橋)が近いです。どちらの橋からの眺めも最高で、渡りながら市街地の建物を撮るのが定番の撮影ポイント。地元の人々の生活を見るなら、市場へ行くのが一番です。イサベルII世橋を渡ったところに市場があり、橋のたもとへ降りると、絵を売る露店や釣りをしている人々がいました。昔は陶器の生産が盛んな地域だったので、現在でも南スペインらしい鮮やかな色合いのタイルや陶器が売られている店もみかけました。

下町臭のするバルがいっぱい

トリアナに渡ったら、バルに行ってみましょう。この地区には昔ながらの「味のある」店がたくさん残っています。有名な「Las Golondrinas」以外でも、どのバルへ入っても美味しかった!というのが、率直な私の感想です。ビールと簡単なタパスを頼んでも5ユーロ(約600円)しない安価も魅力的。テーブル席では、地元のおじさんたちが集ってカードゲームを楽しんでいたり、若い女子達が集って大きな声でガールズトークしていました。生活に根付いた地元バルには、何だか温かい雰囲気がありました。

夜景スポットは川沿いのレストラン

昼間なら運河でカヤックを練習する風景も見られますが、夜の眺めもお勧めです。運河沿いにあるベティス通りから、おしゃれなレストランに入ってみると、リバービューの席へ案内されました。対岸のライトアップされた黄金の塔が見えて、とてもキレイ。昼間より一層美しさを増す、夜のセビリアの町が眺められ、食事ともに満足でした。レストランは予算オーバーという方でも、運河沿いにバルもあるので安くあげることも可能です。あなたも、中心地にはない地元臭のするエリアを探索してみませんか。