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スペイン・バレンシア・サッカー観戦の現地ガイド記事
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海外現地発ガイド通信

スタジアムではサッカーの芸術性を味わい、時間があれば美しい海岸も満喫!


掲載日:2008/01/25 テーマ:サッカー観戦 行き先: スペイン / バレンシア

タグ: サッカー スタジアム ビーチ 美しい


バレンシアでもサッカー観戦への第一歩は新聞購入。情報量ナンバーワンのMarcaを買う

バレンシアのホーム・メスタージャで、試合前にファンに挨拶する選手たち。彼らは観衆に「サッカーの美」を求められている バレンシアのホーム・メスタージャで、試合前にファンに挨拶する選手たち。彼らは観衆に「サッカーの美」を求められている

前回のスペイン編でバレンシアの概要については説明した。「といっても、実際にどんな楽しみ方をすれば分からない」という方も多かろう。そこでサッカー観戦&バレンシア観光のツボを改めて紹介したい。
まずサッカー観戦。バルセロナの項でも書いた通り、情報収集は不可欠だ。ここでも第一に新聞を買わねばならない。サッカー大国・スペインにはサッカーを中心としたスポーツ専門新聞がちゃんとある。バレンシアでも最大のシェアを誇る「マルカ(Marca)」をお勧めしたい。バルサ寄りという批判はあるものの、バレンシア情報もふんだんに載っている(今季のバレンシアは1月中旬時点でも7位にとどまっているので、例年に比べると情報量は少ないかもしれないが…)。スペインはキックオフ時間がコロコロ変わる。日本のように19時開始というのはほとんどなく、21時以降が当たり前だ。となれば当然、ホテルに戻る足のことも考える必要がある。そのためにも、試合前には必ず新聞を買って時間と岐路を確認しておく必要がある。試合当日であれば、予想スタメンやシステム、両者の対戦成績や順位表なども確実に載っている。スペイン語が分からなくてもそのくらいなら理解できるはずだ。

メスタージャでの観戦に当たり、知っておくべきスペイン人のサッカー哲学

メスタージャの外観。試合前後は人でごった返す メスタージャの外観。試合前後は人でごった返す

試合情報を確認したら、バレンシアの本拠地「メスタージャ」に向かう。チケットはビッグマッチ以外なら当日でも買えるはずだ。試合中は周囲の盛り上がりについていくこと。前回書いたように、でっぷり太ったオバちゃんが「アマリージャ(イエローだ)!」などを罵声を浴びせているのは普通のこと。そこでひるんでいてはサッカー観戦はエンジョイできない。
もう1つ、スペインのスタジアムに行く際、理解しておくべきなのは、「美しくなければサッカーではない」と多くの観衆が考えていること。イタリア人のような「勝てば官軍」という哲学はスペイン人にはない。「つまらないサッカーをするくらいなら死んだほうがまし」と考えるのだ。それはスペイン人もオランダ人も一緒。しかし両者には違いがある。オランダ人はシステム重視で「背番号(ポジション)の役割に合わせた合理的な動きをして魅せる」という考え方を持っている。一方のスペイン人は「卓越した個人技でパスを回しながらチャンスを作る」というポリシーを貫いているのだ。

サッカーと闘牛に共通する「敗退美学」美しく戦わなければ誰も認めない!

スペインでサッカー情報入手といえば、マルカ。この新聞をまず見てから スペインでサッカー情報入手といえば、マルカ。この新聞をまず見てから

スペイン人がなぜそれほど「美」にこだわるのか…。その背景に「美しく散りたい」という敗退美学がある。ラウル・ゴンザレス(レアル・マドリッド)が「勇敢な戦士はしばしば失敗をするものだ。勇敢な闘牛士と同様にね」と語っている通り、彼らは「美」さえあれば負けてもいいのだ。その考え方はまさに闘牛士と同じである。
闘牛とは「牛と戦って勝つ」ことよりも「美しく戦う」ことに価値を見出すためのショー。ムレタを翻した時、観衆は「オレッ!」と言うが、それはまさに美への陶酔である。サッカーも全く同様だ。だからこそ、メスタージャの観衆たちも華麗なパス回しを賞賛し、何の工夫もない攻めにブーイングを浴びせる。日本人もそれに近いところはあるが、スペイン人のこだわりは我々の想像をはるかに超えている。そんな人々のメンタリティをここでは存分に味えるのだ。

試合の傍らで、市街地や旧市街の名所、海岸線美しいビーチに足を伸ばす

バレンシア郊外にある海岸。こちらへ立ち寄るのも一案だ バレンシア郊外にある海岸。こちらへ立ち寄るのも一案だ

バレンシアのサッカーを満喫したら、少しは観光もしておきたい。セントロ(Centro=町の中心部)にあるレイナ広場(Plaza de la Reina)には、カテドラル(Catedral=大聖堂)やミゲレテの塔(Torre del Miguelete)などの名所も集まっているので、ぜひ足を伸ばしたいところ。ここから北へ歩くと、今度は旧市街に出る。細い路地には中世から変わらぬ建物が立ち並び、ノスタルジックな気分になれるはずだ。こうしたエリアをブラブラ歩くのも楽しいが、バレンシアが地中海に面した町ということも忘れてはいけない。市街地から4kmほど郊外へ行っただけで、美しいビーチに出会える。
温暖なスペインでは4月にもなれば、もう気の早い海水浴客がビーチで寝転がっている。真っ青な空に白い雲、そして透き通るような海はやはり絵になる。欧州広しをいえども、これだけの迫力あるビーチは、地中海沿岸か、もう少し海岸線を南下した「コスタ・デル・ソル=Costa del sore(太陽海岸)」でしか味わえないといっても過言ではない。あえて4〜5月のシーズン終盤戦を狙って、スペインリーグ終盤戦の興奮と爽やかな海を一度に満喫するというのも一案ではないだろうか。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/01/25)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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