理想の地はここに存在した!

ジョージ・クルーニーが主演し、2015年に公開された映画を鑑賞した方はいますか。その映画のロケ地に使われた町が、スペインのバレンシアにあります。この町には歴史地区と新市街があり、映画では新市街にあるLa Ciudad de las Aartes y las Ciencias(芸術科学都市)が撮影に使われました。映画を既に見た方なら「あ、映画に出てきた場所だ!」と感激すること間違いないでしょう。そして、まだ見てない方でも、ロケ地を訪れてからこの映画を見ると、面白い発見があるかもしれませんよ。

映画の舞台になった場所へ! 理想の地はバレンシアにある! 映画の舞台になった場所へ! 理想の地はバレンシアにある!

新鋭カラトラバが斬新なデザインをしたアート空間

映画の中で、トゥモローランドは19世紀から20世紀に作られた、「すべてを可能にする地」として描かれています。どうしてそのロケ地に映画監督は、芸術科学都市に目をつけたのでしょうか。その答えは、訪れたらすぐに分かります。この一帯には、現代建築群で構成した、モダンアート空間になっています。バレンシア出身の建築家サンティアゴ・カラトラバが中心となってデザインを行いました。建物のイメージは魚の骨の形だったり、人の目だったりします。遊び心とバランスの美しさが際立ち、近未来の雰囲気のあるトゥモローランドのイメージにぴったりだったのでしょう。

欧州最大級の水族館オセアノグラフィック

芸術科学都市は、科学と芸術のための複合施設です。敷地内には、オペラハウス、レミスフェリック、国立博物館などがあります。中でも訪問するなら、カラトラバのデザインではありませんが、水族館(オセアノグラフィック)がおすすめです。その規模はヨーロッパ最大級で、面積は11万平方メートルもあります。ここでは、世界の様々な海洋に生息する魚たちだけでなく、植物や鳥類も鑑賞できます。イルカショーを見たり、サメが泳ぐ水槽トンネルをくぐったり、と家族旅行でも楽しめる水族館です。

バレンシアの魅力は、世界遺産とビーチとパエリアも!

バレンシアの見所は、芸術科学都市のある新市街だけではありません。世界遺産「ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ(絹の商品取引所)」や闘牛場のある旧市街も風情があります。また、観光スポットだけでなく、スペイン名物のパエリア料理発祥の地でもあることから、グルメにもおすすめできる町ですよ。さらにいえば、地中海に面していることから沿岸沿いにはビーチがずらり。初夏から多くの地元の人たちでにぎわいます。映画を見た人も、まだ見ていない人も絶対楽しめる町です。