イェムトランド地方の文化と歴史を家族で楽しく学ぶ博物館

スウェーデン・エステルスンド・歴史の現地ガイド記事

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イェムトランド地方の文化と歴史を家族で楽しく学ぶ博物館

掲載日:2009/08/26 テーマ:歴史 行き先: スウェーデン / エステルスンド ライター:田中ティナ

タグ: ためになる



ABガイド:田中ティナ

【スウェーデンのABガイド】 田中ティナ
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スウェーデン(エステルスンド)在住。通学したスウェーデン語学校では世界あちこちからの移住者とも友人となり、今でも楽しく、そしてびっくりの異文化交流を体験中。食、育児、教育、アンティーク、イベント、そして雄大な自然たっぷりの観光スポットなど、在住者ならではの旬の情報をお届けいたします。

毛足の長いヤギたちも夏の間は外の囲いでのんびり過ごす 毛足の長いヤギたちも夏の間は外の囲いでのんびり過ごす

北の町独特の文化を見学

ノルウェーとの国境ま160キロほど、スウェーデンで5番目に大きい湖のほとりにあるエステルスンド。昔から隣国ノルウェーとの文化の交流も盛ん、「イェムスカ」という独特の方言もあり、大きな湖には町のマスコットにもなっている巨大モンスターが住むと信じられているなどユニークな文化や自然が特徴の町だ。
町にある”JAMTLI(イェムトゥリ)"では、この地方ならではの歴史や文化を子どもから大人までわかりやすく学ぶことができる。
展示は本館内部だけではなく、野外に設置された昔の町を模した建物に加え、寒い地方に適した牛、馬やヤギなどがのんびりと草を食む動物展示施設も整っている。つまり、館内見学を楽しんだら、野外で新鮮な空気の中ピクニック気分も楽しめるというわけ。

 

入り口はいくつかあるがこちらがメイン。2階ではこの地方出身の芸術家を中心とした作品を展示 入り口はいくつかあるがこちらがメイン。2階ではこの地方出身の芸術家を中心とした作品を展示

当時の様子を身近に感じる常設展

メインの建物にある常設展は全体的に照明は控えめで、展示ごとにその雰囲気が体感できるように工夫されている。
工業革命以前、このあたりでは農業や牧場経営が生業の中心だったという。仕事も家庭生活も限られた条件の中で専門技術が必要で男女の協力が不可欠だったそうだ。そんな人々の暮らしぶり再現した家のジオラマは、男女が役割分担をして家族生活を営んでいた様子を見ることができる。
また、バイキングの狩り、宗教や通商の様子を項目ごとに展示したコーナーでは、彼らのメンタリティまで想像できるよう。
そして、トナカイの放牧で知られるサーミ民族の生活を写真で紹介するコーナーもある。

 

子どもたちのツアーは専門家の説明を受けながら楽しく歴史や文化を体験 子どもたちのツアーは専門家の説明を受けながら楽しく歴史や文化を体験

季節ごとのイベントも充実

さらに、特別会場を設置してさまざまなイベントが企画されている。
11月第2金曜日夜、暗がりの薄明かり下でお芝居や、劇、ダンスなどなどマジカルなお楽しみが盛りだくさんだとか。
12月にはクリスマスのお飾り、毛糸製品、クッキー、パン、トナカイの燻製などなど地元で作っているローカルな製品などなどを販売する市がたち、クリスマス気分を盛り上げる。そして、1月から3月は氷上のゲームなど冬ならではの遊びを体験できるイベントを用意。
春になれば5月、夏に向けてガーデニング、家の手直しや手仕事製品の展示会、そして6月には6日のナショナルデー、さらに夏至のころにはミッドサマーポールの回りをダンスする夏最大のお祭りが待っている。
地元の人々の中には年間パスを購入して、季節ごとのイベントを楽しみにしている人も多いとか。

 

ブティック入り口はこちら。窓辺にはガラス細工の飾りがきらめいていた ブティック入り口はこちら。窓辺にはガラス細工の飾りがきらめいていた

アクセスも便利。お土産もここで!

鉄道のエステルスンド中央駅からは約2キロほど。ちょうど町の中央通をウインドーショッピングを楽しみながらてくてく歩き、ただいまリニュアル中(この冬には完成予定)の大広場を過ぎたら、そのまま病院方向へ。病院を左手に過ぎ住宅街を行くとその先に目指すイェムトリに到着だ。
見学前後に立ち寄りたいのが、手仕事製品や専門書などが揃うブティック。お土産やプレゼントにピッタリの品物がたくさん並んでいる。「展示を見学する時間はないけれどブティックだけでものぞいてみたい」という場合、入館料を払わないでも立ち寄ることができる。とてもうれしい配慮。
本館に併設されているカフェではスウェーデンのお菓子と濃い口のコーヒーで一休みはいかが?

 

幹線道路E14号沿いにある巨大なサインが目印 幹線道路E14号沿いにある巨大なサインが目印

博物館情報

■ JAMTLI
電話:063-15 01 00
住所:Museiplan 831 31 Ostersund
開館時間:8月24日から12月22日まで火曜から日曜11:00〜17:00。12月23日から1月10日まで毎日11:00〜17:00、ただし12月24、25、31日は閉館。基本的に月曜休館ただし10月26日は開館。
入館料:大人60クローナ(約780円)、17歳まで20クローナ(約260円)、ただし大人同伴の場合無料。夏季は特別料金を設定。年間パス290クローナ(約3800円)
行き方:鉄道のエステルスンド中央駅から約2キロ。
URL:http://www.jamtli.com/english

 
 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/08/26)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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