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海外現地発ガイド通信

Glimmingehusは中世に建築された国家遺産


掲載日:2010/09/07 テーマ:歴史 行き先: スウェーデン / マルメ

タグ: 遺跡 建築 美しい


スコーネ地方訪問

窓が小さい堅牢な石造りの城。入り口の上に見える石の彫刻。真ん中にJens Holgersen、左が最初の妻右に2番目の妻がデザインされている 窓が小さい堅牢な石造りの城。入り口の上に見える石の彫刻。真ん中にJens Holgersen、左が最初の妻右に2番目の妻がデザインされている

ストックホルムから南西へ約650km。スウェーデンの最南部のスコーネ地方は、橋を渡ればお隣の国デンマークの首都コペンハーゲンまで40kmちょっとの距離にある。また、この土地独特の方言スコンスカは一説にはデンマーク語に発音が似ているとも言われ、隣国の影響を受けてきたエリア。
スウェーデンの国土は細長く南部スコーネ地方には北部にはない風景が広がり、冬は雪も少ない分、夏は日本の海辺を思わせる陽射しと潮風がほほをそよぎじつにいい気分

歴史的価値の高い建物

20クローナ紙幣の印刷をチェック。ガチョウにのったニルスが飛んでいるのはこのお城の上空、という説も……。 20クローナ紙幣の印刷をチェック。ガチョウにのったニルスが飛んでいるのはこのお城の上空、という説も……。

高い山もなく視界をさえぎるものといえば、海風を活用した風力発電の装置くらい、広々とした丘陵地帯が続くスコーネ地方。町を離れると麦やトウモロコシ畑、地域によってはリンゴ畑など、穏やかな風景が広がっている。
Glimmingehusはそんな景色の中にそびえている石のお城。北欧の中でも当時のまま、ほぼ完璧な状態で保存されている「中世の城」として貴重な遺産となっている。築城がはじまったのは1499年5月2日。数年かけて完成し、18から19世紀にかけては穀物倉庫として使われていたそう。

お城の中は機能的

城を背にして見た中庭。左手がカフェレストラン。正面のショップでは刀の模型、当時のコスチューム、はがきなどを販売 城を背にして見た中庭。左手がカフェレストラン。正面のショップでは刀の模型、当時のコスチューム、はがきなどを販売

中庭に面した玄関の上には大きな石版の彫刻が飾られている。太い木の柱や梁と大きな石で造られた建物は、内部の設計も当時としてはとても使いやすく考えられていたという
1階には大きなキッチンと召使の働く部屋が、建物の真ん中に設けられた階段は外敵を見張り、退けるためにも重要なポイントだったそう。また、当時としては珍しく、2階の居間にはキッチンからの熱を利用した暖房も設備されていたとか。3階は大きな食堂と婦人のための部屋、4階は射撃用の屋根裏ととても機能的。

イベントもいろいろ

はるかに続く麦畑。のどかな田園風景は今も昔も変わっていないのかも… はるかに続く麦畑。のどかな田園風景は今も昔も変わっていないのかも…

月によって曜日や時間が異なるが予約なしでも楽しめるガイドツアーも用意している。特別ツアーは開催時間中、要予約で料金は別途かかる。また、夏場は中世の生活や戦いの様子などを再現したイベントも計画している。
500年以上、人々が使い続けてきた石の階段は磨り減り長い時間の経過が感じられる。最上階の窓から見える景色はもしかしたらその昔、当時の人々が眺めたものとあまり変わっていないのかもしれない。

遺産情報

建物を横から見ると屋根の部分は石を階段状に積み上げた形になっている。このエリアの教会にもこのデザインをたびたび見かける 建物を横から見ると屋根の部分は石を階段状に積み上げた形になっている。このエリアの教会にもこのデザインをたびたび見かける

■ Glimmingehus
住所:SE-276 56 Hammenhog
電話:0414-18620
行き方:マルメから約90km。E65を進みYstadから9号をSimrishamn方面へ。車で1時間20分ほど。
開館時間;2010年8月9日から9月30日は毎日11時から16時。10月1日から11月1日の土日曜、12時から16時。11月1日から7日、12時から16時。
入館料:大人60クローナ(約700円)、18歳まで無料。
URL:www.raa.se/glimmingehus

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2010/09/07)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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