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海外現地発ガイド通信

海底に眠っていた帆船を引き上げて丸ごと展示した巨大博物館


掲載日:2007/12/25 テーマ:歴史 行き先: スウェーデン / ストックホルム

タグ: お土産 博物館


8月10日、悲劇は起きた

館内にすっぽりと納まった帆船。17世紀当時の面影を偲ばせる 館内にすっぽりと納まった帆船。17世紀当時の面影を偲ばせる

1628年、処女航海に出発したとたんにストックホルム港に沈没したヴァーサ号。それから333年後の1961年、海底から引き上げられ、95パーセントまで復元された。大型帆船を丸ごと展示した博物館はあまり例がなく、世界中から見学者が訪れるという。
当時の技術は船全体のバランスを計算することが難しく、不可抗力で沈んでしまうケースもままあったようだが、“Vasa Museet(ヴァーサ博物館)”では、この不運な船についてさまざまな角度から知ることができる。

芸術的にも見事な歴史的建造物

海底に沈んだ船をワイヤーでつって引き上げた 海底に沈んだ船をワイヤーでつって引き上げた

入り口のドアをくぐると、薄暗い光の中に巨大な帆船が出現する。船が置かれた部分は6階まで吹き抜けになっており、階によって違った角度から船全体を見学することができる。船体に施された彫刻も細やかで、当時の造船技術を知るだけでなく、アートとしても一見の価値がある。玄関は4階。船の右手奥には、ダイバーの調査後、どのように海底から引き上げられたかが、ミニチュア模型で分かりやすく展示され興味深い。

事故をまとめた映像と船を熟知したガイドのツアーが見学のキーポイント

荒くれものの海の男たち。船内でのケンカは日常茶飯事(?!) 荒くれものの海の男たち。船内でのケンカは日常茶飯事(?!)

船の底が間近に見える2階には、当時の造船手順が説明されている。そして、5階では船員たちの働きぶりが、実物大の木彫りの彫刻によって表現されている。また、当時船といっしょに沈んだ日常用品も展示され、当時の生活様式を伝えている。
博物館おすすめの見学手順は、最初スライドを見てから、ガイドツアーで要点をおさえ、その後、興味のある部分を詳しくチェックするというもの。また、見学時間があまりないという方には、背景を伝える映像と要点を抑えたガイド(主に英語またはスウェーデン語)つきツアーのセットがおすすめ。両方あわせて25分ほどなので、効率よく見学できる。

お土産もお忘れなく

案内には日本語の表記がされているところもある 案内には日本語の表記がされているところもある

インフォメーションには日本語のパンフレットも用意されている。
4階にあるショップには、ヴァーサ号の歴史を伝える本をはじめ模型、ポスターや絵葉書などが揃っている。船の中で発見された銀のスプーン(1195クローナ(約2万円))やガラスビン(小、285クローナ(約5000円))や、陶器の皿(475クローナ(約8000円))などのレプリカも購入できる。

【関連情報】

■Vasa Museet (ヴァーサ博物館)
住所:Galarvarvsvagen 14
電話:08-519 548 00
開館時間:9月1日〜5月31日は、10:00〜17:00(水曜は10:00〜20:00)。6月1日〜8月31日は8:30〜18:00。
閉館:1月1日、12月23日〜25日、31日。
入館料:大人95クローナ(約1600円)、学生50クローナ(約850円)、18歳以下無料。
ガイドツアー時間:月曜〜金曜12:30、14:30.土曜、日曜、10:30、12:30、14:30、16:30(1月〜5月、以外の月は別途予定)。
URL:http://www.vasamuseet.se/ (英語版あり、日本語版は調整中)
行き方:ストックホルム市内中心からバス47番または69番のスカンセン方面行きで約10分。「バーサ博物館、ノルディック博物館」下車。徒歩2分。
市中心から徒歩約30分。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/12/25)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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