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海外現地発ガイド通信

北方のサーミ民族文化と山岳地域の博物館を訪ねて


掲載日:2008/07/31 テーマ:美術館・博物館 行き先: スウェーデン / ストックホルム

タグ: お土産 博物館


国境を越えてトナカイを放牧してきたサーメ民族

カラフルな民族衣装に身を包んだサーメの人たち。結婚式でのひとコマ カラフルな民族衣装に身を包んだサーメの人たち。結婚式でのひとコマ

16世紀、北ヨーロッパに国境がひかれスウェーデン、ノルウェー、フィンランド、ロシアなどに分割される以前から、北のこの地を故郷として生活を営んできた人々がいる。「サーミ(SAMI)民族」。彼らの基本的な生活スタイルはトナカイを放牧しながらあちらこちら移動するというタイプ。そのため、国境が決められ、条約が制定されたときには、サーミの人たちの生活様式や文化を守るような配慮がされたという。
Ajtteでは、厳しい自然環境の中、長い歴史を生きてきた彼らの文化をたくさんの資料とともに展示している。

展示は自然と文化のコラボレーション

木に囲まれて建つ博物館。左手がレストラン 木に囲まれて建つ博物館。左手がレストラン

そして、北極圏のボーダーから10キロほど北へはいったところに位置するヨックモックにこの博物館がある。ヨックモックは、昔から貿易などの拠点として栄えてきた町で、西側には世界遺産にも指定されているLaponia(ラポニア)など、スウェーデンでも比較的高い山々のある国立公園が控えている。そのため、博物館はサーメ民族とともに山岳地域の自然や文化を紹介するように設定されているのだ。文化と自然をコラボレーションした博物館は、自然と密接な関係にあるサーメ文化を紹介するのにピッタリといえよう。

鮮やかな民族衣装や装飾品

博物館の周りにも展示物が並んでいる 博物館の周りにも展示物が並んでいる

館内には、特徴ある色合いの民族衣装、銀の装飾品や皮製の靴など、お祭りなど特別なときにドレスアップする装いが紹介されている。また、時代とともに変遷してきた生活様式を模型を使って再現。シャーマンが祈るときに使ったというドラムも必見だ。また、図書館には各種資料も充実している。
夏季限定で、北部の山の草花を展示しているスペースを博物館から数百メートル離れた野外に設置。珍しい高山の植物をじっくり観察してみよう。

ショップでお土産を探し、特別サーメランチに舌鼓

博物館内のショップには、サーメならではの手工芸品などユニークなグッズが豊富。楽器を使わず声だけで表現するヨイクという音楽も彼らならではの文化だが、その音楽も扱っている。
また、レストランではサラダバーと暖かいメインを組み合わせた通常のランチメニューのほかに、トナカイの肉、魚、ベリー類など地元の食材を使い、シンプルな味付けが素材の味を引き立てるサーミの特別メニューなどを用意している。ランチは11時から13時半まで。サーミの味を堪能できるディナーは予約制だ。

【関連情報】

案内板にある青、赤、黄色、緑がサーメの色。民族の旗にもこの4色が使われている 案内板にある青、赤、黄色、緑がサーメの色。民族の旗にもこの4色が使われている

■Ajtte(サーミ文化とスウェーデンの山の博物館)
電話:0971-17070
開館時間:5月から9月21日は月曜から金曜10:00〜16:00、土、日曜11:00〜15:00。
10月から12月は火曜から金曜10:00〜15:00。月曜休館。
入館料:大人50クローナ(約900円)、学生20クローナ(約360円)。16歳まで無料。
URL:http://www.ajtte.com/

行き方:ストックホルムからヨックモックまで約1200キロ。Lule(ルーリョー)の飛行場までストックホルムから約90分。ルーリョーからはバスで約2時間。バス停から徒歩15分ほど。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/07/31)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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