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海外現地発ガイド通信

少々ディープ。罪のあがない方法を展示する監獄博物館


掲載日:2009/07/29 テーマ:美術館・博物館 行き先: スウェーデン / ストックホルム

タグ: ためになる 珍しい 博物館


監獄の変遷を見る

普通の一軒家のような建物。中には監獄の歴史が詰まっているのだ 普通の一軒家のような建物。中には監獄の歴史が詰まっているのだ

ストックホルムの北約170kmに位置するGavle(イェーヴレ)。車なら2時間ほどで到着するバルト海に面した港町だ。
町の中心のイェーヴレ城の隣にあるのがSveriges fangelse museet(スウェーデン監獄博物館)。18世紀ころお城と郡の拘置所として使われていた建物とこの地方の刑務所の独房であった部分に当時の刑罰や監獄内の様子が展示されている。

見せしめで再犯防止

罪のあがない場所と外界とを隔離する頑丈な鉄格子 罪のあがない場所と外界とを隔離する頑丈な鉄格子

お城の監獄はおもに見せしめのため人々の前で拷問を与える場合に使われたとか。
体の痛み以上に人々に見られることによって受ける辱め、つまり精神的な苦痛を与えることで「二度と罪を犯さない」と心に誓わせる効果を狙っていたようだ。同時に、見ている人々に、「自分もああはなりたくないから法律を犯すようなことはしないでおこう」と思わせる機会でもあったという。

身の毛もよだつ拷問道具

拷問に使われた道具としては、三角柱のいっぺんを背中に見立てた木馬があり、犯罪者はとても座り心地の悪い背中に刑の重さによっては数時間も座らされ、さらし者にされたとか。もちろん自由が利かないように両手は後ろに縛られ、より苦痛を与えるために足に重りをつるす場合もあったという。これをみんなに見られながら耐えるのだからきっと再び悪の道に走る者はいなかったのではないだろうか?
また、当時の監獄の内部を再現したコーナーは不衛生で惨めな独房生活が想像できそう。

オーディオ案内で学ぶ

もうひとつの建物では、19世紀、フィラデルフィアで誕生した方法に基づき、罪人に更生の機会を与えるための場としての独房形態を展示している。 受刑者は自己を見つめ、まっとうな人間に生まれ変わるために私語を慎み宗教に触れ、読書に励んでいたとか。
また、1850、1900、1986年当時の監獄の様子や脱獄に使われた道具も展示されている。
そして、オーディオ案内(英語版もある)とともに展示を見学すればスウェーデンの監獄の歴史に強くなれるというもの。ベテランガイドによるツアー(要予約)は1時間から1時間半ほどで英語の案内も用意されている。

博物館情報

■ Sveriges fangelse museet
電話:026-65 44 30
住所:Hamiltongatan 1 & 3
802 66 Gavle
開館時間:夏季(6月22日から8月16日)は毎日12:00〜16:00。以外は水曜から日曜日、12:00〜16:00。
入館料:大人50クローナ(約600円)
行き方:ストックホルムからイェーヴレへは鉄道で90分ほど。イェーヴレ中央駅から約1キロ。徒歩で5分ほど。イェーヴレ城の隣。
URL: http://www.fangelsemuseet.se/

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/07/29)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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