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スイス・ジュネーブ・サッカー観戦の現地ガイド記事
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海外現地発ガイド通信

国連本部など多数の国際機関のある都市・ジュネーブでサッカーと湖を堪能する!


掲載日:2008/06/25 テーマ:サッカー観戦 行き先: スイス / ジュネーブ

タグ: サッカー スタジアム


フランス国境の町・ジュネーブはフランス文化の色濃い土地柄

ジュネーブ中央駅。スイスとフランスの国境にある駅だけに、ひっきりなしに列車が行きかう ジュネーブ中央駅。スイスとフランスの国境にある駅だけに、ひっきりなしに列車が行きかう

ここまでザルツブルク、クラーゲンフルト、バーゼル、ウイーンの4都市を紹介した欧州選手権(ユーロ)2008特別編。今回はスイスとフランスの国境にある大都市・ジュネーブを紹介したい。
ジュネーブといえば、美しいレマン湖と国際連合本部など重要な国際機関のあるインターナショナルな都市として有名だ。ジュネーブ州の州都だが、人口は18万強とそれほど多くない。普段はかなり静かなイメージが強い町だという。フランスとの国境にあり、フランス文化が色濃く感じられる。言葉も当然フランス語だし、ビールよりワインを好む人も多い。チューリヒなどオーストリア寄りの場所ではドイツのようなソーセージやシュニッツェル(カツレツ)がよく食べられるのに対し、こちらではフランス料理に近い食事が多い。湖で取れた魚介を使った料理もあるようだ。こうした中で暮らす人々は何となく気品にあふれている。

レマン湖畔の大噴水、サンピエール大聖堂も一味違った熱気に包まれた

スタッド・ド・ジュネーブのすぐ近くにある巨大なファンゾーンの案内看板。ユーロ気分をそそる スタッド・ド・ジュネーブのすぐ近くにある巨大なファンゾーンの案内看板。ユーロ気分をそそる

しかしこのユーロ期間中は、町に一味違った熱気が漂っていた。ポルトガル対チェコ戦の行われた6月11日は、ジュネーブ中央駅は人垣ができるほどの混雑ぶりだった。駅から徒歩5分程度のところにあるレマン湖の大噴水にもサッカーボールが掲げられている。これを記念撮影するファンが次々とやってきて、周囲はかなり混雑していた。町の名所であるサンピエール大聖堂や花時計などにも両国サポーターが押しかけていた。地元からの距離が近いせいか、場外戦ではチェコがかなり優勢だった。
しかし実際の試合は優勝候補・ポルトガルの圧勝だった。今や世界最高選手の称号に相応しいクリスティアーノ・ロナウドが1ゴール2アシストの大活躍でチームを準々決勝進出に導いたのだ。チェコもエース・ロシツキー不在の中、奮闘したが、やはりもう1つ攻撃にパンチ力がなかった。ユーロ2004の時の華麗さを彼らは失ってしまったようだ。

ショッピングセンターに近接したスタッド・ド・ジュネーブ

スタジアムの外観。キックオフ何時間も前からチケットを求める人が集まっていた スタジアムの外観。キックオフ何時間も前からチケットを求める人が集まっていた

その会場である「スタッド・ド・ジュネーブ(Stad du Geneva)」へ行くには、中央駅から列車で1駅「Lancy-Pont-Rougge」駅で降り、そこから歩くのが早い。この駅で止まる列車は30分に1本しかないので時刻表を見てから行くべきだ。ここから歩いて15〜20分程度のところにスタジアムがある。1本道なため、迷うことはない。スタジアムのまん前にはショッピングセンターがあり、食べ物や水などちょっとした買い物ができる。スイスはバーゼルのザンクトヤコブパークもそうだが、スタジアムとショッピングセンターが近接している例がよくある。こういう設計は日本も見習ってほしいものだ。
収容は3万人。2003年3月に改修工事が完了し、ここにホームを置くセルベッテFC(SERVETTE FC)とベルン・ヤングボーイズ(Youngboys Bern)がこけら落としゲームを行ったという。スタンドは一層式だが、ピッチに手が届きそう。私自身もメインスタンドのかなり前の方でポルトガル対チェコ戦を見たのだが、クリスティアーノ・ロナウドやデコに触れられそうなほど近かった。彼らのぶつかり合う音やルイス・フェリペ・スコラーリ監督が指示を出す声、スタンドの観客の歓声も耳に響いてきて、臨場感は最高だった。こういうスタジアムが日本には少ないだけに、ぜひ構造を見習ってほしいと感じた。

セルベッテFCの本拠地。来季もチャレンジャーリーグに使われる

ポルトガル対チェコ戦の試合前。試合は白熱したものになった ポルトガル対チェコ戦の試合前。試合は白熱したものになった

ユーロ2008ではポルトガル、スイス、トルコ、チェコの4チームからなるA組のゲーム3試合が行われた。が、大会後ももちろんサッカーの試合が見られる。スイスプレミアリーグの下にあるスイスチャレンジャーリーグ(2部に相当)に属するセルベッテFCのリーグ戦が7月下旬から始まるからだ。スイスプレミアリーグといえば、中田浩二が昨季までFCバーゼルに所属していたことで、日本でもそれなりの知名度があるが、下部リーグがどんなレベルなのか知る人はほとんどいないだろう。だからこそ、通好みだといえる。こういった町クラブならチケットの心配はいらないし、クラブの人々もサポーターもアットホームだ。

ユーロの余韻を楽しみつつ、スイスの2部リーグを見るというオツな体験を!

レマン湖畔の大噴水。ユーロにちなんでサッカーボールが掲げられていた レマン湖畔の大噴水。ユーロにちなんでサッカーボールが掲げられていた

クラブのスケジュールは公式HP(http://www.servettefc.ch/)で確認できる。サイトはフランス語だが、何とかスケジュールくらいなら読めるだろう。このスタット・ド・スイスを訪れ、ユーロ開催直後の余韻を楽しみながら、スイスの2部リーグを見るというのも、なかなかオツなものだろう。ぜひトライしてみてはいかがだろうか。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/06/25)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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