「教えて、おじいさん」 多くの日本人が訪れるワケ

スイスらしい風景、と聞いたとき、あなたはどのようなイメージを描きますか? どこまでも青い空。遠くから聞こえる、放牧馬や牛の啼き声。チーズとパンの、シンプルな食事のひと時。そんなのどかでおだやかなイメージは、名作アニメ『アルプスの少女ハイジ』のシーンによるものなのでしょうか。そう、広く愛され続けるハイジが「生きた」村が、このマイエンフェルトなのです。

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村のあちらこちらで、ハイジの姿が

マイエンフェルトへ訪れると、その“ハイジ一色”な村の雰囲気におどろくことでしょう。村にある数件のホテルには“Heidi(ハイジ)”の名が付き、Heidi Shopというハイジグッズの店や、ハイジにまつわるミュージアムなど、どこを向いてもハイジの面影が。宮崎駿氏により築かれた『アルプスの少女ハイジ』の世界観は、日本では老若男女問わず浸透しています。しかしそのハイジを想像していると、スイスではきっと“ある違和感”を抱くことでしょう。

日本のハイジと本国のハイジ

違和感が生まれるのは、その二国のハイジはまるで別人のようだからでしょう。日本でおなじみのハイジは宮崎駿氏により、その命が吹き込まれました。しかしスイスのハイジは、別の作家がハイジを手がけています。そのため顔つきが全く違うのです。ただ戸惑うことはありません。表情は異なれどもその描かれる情景や物語は共通しており、マイエンフェルトのハイキングコースには、ハイジのストーリーが凝集しています。

ハイジファンもハイキング好きも納得のコース

コースには劇中に登場するモニュメントやハイジの像が随所にあります。その脇には解説の看板(英語)があり、物語の世界観を堪能できます。マイエンフェルト周辺の村々を一望でき、ハイキングそのものを楽しみたい人も満足できるコースです。ハイジさながらにコースを駆ける…なんて無理はせず、ゆったりと歩くだけでも十分に気持ちいい、おすすめのハイキングコースです。