トルコ人も温泉好き

日本人のように、風呂が好きな国民といえばどこの国の人でしょう。例えばトルコ人は、ハマム(蒸し風呂)に入る習慣があり、風呂好きな国民だと思います。トルコは火山国なので、日本と同様に天然温泉が楽しめる国でもあります。お湯の効能も様々で、各地に治療施設があります。私が訪れたのは、古代ローマ時代からあるパムッカレ。地名は「綿の城」という意味で、棚田のようになった石灰棚を横から眺めると、太陽の光が壁にあたり、純白のお城のようにも見えました。美しさもさることながら、ここでは足湯が楽しめます。

天然温泉?美しすぎるトルコの足湯につかる 天然温泉?美しすぎるトルコの足湯につかる

エメナルドグリーンの足湯

パムッカレのお湯は、雨水が地下へ浸透して地熱で温められ、地表に湧き出して温泉となっています。水分から炭酸カルシウムが沈殿し、純白な湯船が出来上がりました。早速、裸足になって入ってみました。お湯の温度は低めですが、極寒の12月に浸かると足が暖められ、気持ちよくて出られなくなりました。エメナルドグリーン色に見える水面は、昼間の空の色が真っ白な石灰に反射して青く輝くからだそうです。吸い込まれそうな美しいお湯で足湯を楽しむことができ、贅沢な気持ちになりました。

水着になって遺跡の温泉へ

パムッカレは浅瀬で、足湯するのが限界ですが、その近くの町では全身までつかれる温泉もあります。パムッカレ・テルマルがその一つです。水温は40度以下と少し低めですが、遺跡の中で入る温泉は面白い体験ではないでしょうか。日本の露天風呂とは一味違った光景が広がっているでしょう。また、観光客がほとんどいないカラハユットでも足湯が楽しめます。足湯につかりながら、地元の人たちと交流ができます。トルコ全土に温泉地が散らばってあるので、天然温泉を巡る旅行ルートを作るのも楽しいかもしれません。

トルコだけじゃなかった!

この美しいエメナルドグリーンの石灰棚を見るために、トルコ旅行へ出かけた私ですが、帰国した直後に驚いたことがあります。こういった石灰棚はトルコ以外にも、お隣中国にもあったんです。中国内陸の黄龍風景区で同じような石灰棚が見られます。緑も多い自然公園にあり、その美しさはトルコにも引けをとりません。トルコまで行く必要がなかったのか?とも思いましたが、中国は遊歩道から眺めるだけで近づくことはできません。足湯体験ができたのだから、トルコまでいった甲斐がありました。とはいえ、その一味違った中国の石灰棚も見に行きたいものです。