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トルコの世界遺産/人気マンガの舞台にもなったヒッタイト王国の都ハットゥシャ・見学編(後編)


掲載日:2019/02/26 テーマ:物語のあの場所 行き先: トルコ / ボアズカレ

タグ: ロマン 遺跡 一度は見たい 一度は行きたい 世界遺産 憧れ 歴史


エジプトとの和平書簡が発見された大城塞

エジプトとの和平書簡が発見された大城塞 エジプトとの和平書簡が発見された大城塞

「人気マンガの舞台にもなったヒッタイト王国の都ハットゥシャ・見学編」前編からの続きです。ハットゥシャ遺跡を見学順路沿いに進むと、最後が「大城塞」と呼ばれているかつての宮殿の跡にでます。ここも大神殿と同様に、今は石の土台部分が残っているだけです。しかしここからは多くの粘土板が発掘され、その中に有名なエジプトのラムセス2世との和平書簡の粘土板がありました(現在イスタンブール考古学博物館に収蔵)。これはエジプトのルクソールにあるカルナック神殿に残されたものと内容が一致しており、この場所がヒッタイトの都ハットゥシャであることが判明したのです。

ヒッタイトの神々が岩肌に彫られている「ヤズルカヤ」

ヤズルカヤの岩壁に彫られた「12神の行進」の浮彫り ヤズルカヤの岩壁に彫られた「12神の行進」の浮彫り

今度はハットゥシャ周辺にある、他のヒッタイト遺跡も見てみましょう。それぞれは離れているので、移動にはタクシーをチャーターするといいでしょう。「ヤズルカヤ」はボアズカレ村から2kmほど離れた場所にある、岩壁に囲まれた露天神殿です。建物は残っていませんが、「ギャラリー1」と「ギャラリー2」と呼ばれている岩壁に、神々の姿の浮彫があります。ギャラリー1は、左の岩壁に男性の神々、右の岩壁に女性の神々が描かれています。ギャラリー2には、尖った帽子を被って行進する12人の神々の浮き彫りがあります。これらもヒッタイト最後の王シュッピルリウマ2世の時代のものだといいます。チケットはハットゥシャと共通です。

小さな神殿がある「アラジャホユック遺跡」

ボアズカレ村から北へ35kmと離れていますが、ここまできたら一緒に見てみたいのがアラジャホユック遺跡です。ヒッタイト王国以前からここには町や神殿がありました。ハットゥシャ同様、石の土台だけが残る遺跡ですが、ここで有名なのはスフィンクス門でしょう。ハットゥシャのスフィンクス門よりも大きく、また立派ですがこれもレプリカで、本物はアンカラのアナトリア文明博物館にあります。ここからは青銅の見事な「3頭の鹿の像」が発掘されていますが、これはヒッタイトよりも古い時代のものです。これもアンカラの博物館にあるので、ハットゥシャ見学の前後に寄ってみるといいでしょう。

ギリシャ文明よりも古いヒッタイト。マンガで勉強?

ヒッタイト王国は20世紀初頭にその存在が発見されるまで、古代史の中でも忘れられた存在だったといいます。トルコの地で古代ギリシャ文明よりもさらに古い文明が栄えていたことは、大きなニュースだったでしょう。ほとんど土台の部分しか残っていないので派手な遺跡ではありませんが、想像力を駆使して遺跡を歩いてみてください。歴史書を読むのが億劫なら、フィクションですがマンガの『天は紅い川のほとり』を読破していくのもいいかもしれませんよ。そのころ、周辺にどんな国が栄えていたかがわかります。もしかしたらそのほうが、ずっとヒッタイトの世界を身近に感じることができるかもしれません。ネットを見ると、この作品のファンが多数訪れていることがわかります。それではトルコに残る世界遺産の遺跡、ハットゥシャをぜひ訪れてくださいね。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/02/26)

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※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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