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海外現地発ガイド通信

北エーゲ海の絶景な遺跡・アッソス


掲載日:2011/11/06 テーマ:遺跡 行き先: トルコ / チャナッカレ

タグ: 遺跡 絶景 歴史


エーゲ海を見下ろす風光明媚な立地

アッソス遺跡のハイライト。堂々たるアテネ神殿。 アッソス遺跡のハイライト。堂々たるアテネ神殿。

トルコのエーゲ海沿岸には数々のギリシャ時代の遺跡が残っているのですが、中でも風光明媚な遺跡といえば、ここ。『アッソス(Assos)遺跡』です。小高い丘の上にあるアクロポリスからのエーゲ海の眺めは壮観です。アッソスは、村の古い石畳の坂道を登り切ったところにあるアクロポリスと、その下に位置するアゴラや劇場、ネクロポリスなどからなる遺跡です。エーゲ海からの爽やかな風に吹かれながら、古代の遺跡を散策だなんて、素敵だと思いませんか?

アリストテレスも滞在した町

当時の城壁が今も残る。眼下には碧いエーゲ海。 当時の城壁が今も残る。眼下には碧いエーゲ海。

古代のアッソスは、紀元前10世紀頃、西に浮かぶレスボス島より入植してきたアイオリス人により造られた町です。その後、リディア人やペルシャ人などが支配し、紀元前350年には、プラトンの弟子であった宦官のヘルミアスがこの町を支配ました。ヘルミアスはこの町を哲学の中心地にすることを考え、アリストテレスを招き、また、自分の姪を嫁がせました。アリストテレスは紀元前348〜345年にかけて、アッソスに滞在したそうです。その後は、ペルシャに占領されるも、アレキサンダー大王によって解放され、紀元前241年以降はペルガモン王国の支配下に入ります。紀元前133年にはローマ帝国に支配され、紀元53〜57年には聖パウロの訪問を受けました。ですが、その後徐々に衰退していきました。

アクロポリスの丘からの景色は圧巻

すぐ目の前にはレスボス島。アッソスとは関係の深い島。 すぐ目の前にはレスボス島。アッソスとは関係の深い島。

さて、このアッソス遺跡ですが、圧巻はやはり丘の上のアクロポリスでしょう。古代から現在へと歴史の続く、べフラムカレ村の石畳をドンドン登って行きます。規模は大きくはないですが、ドーリア式のどっしりとした神殿です。これは、紀元前530年に建てられたもの。横に縮小版の復元が飾ってありますので、当時の様子を想像するにはうってつけ。神殿からの発掘物の多くは、ルーブル博物館に収められています。この辺りからのエーゲ海の眺めが、素晴らしいのです。すぐ目の前にはギリシャ領のレスボス島。ちょっと下を覗いてみれば、古代の港が見えます。現在もこの港は使用されていて、その周りにはホテルやレストランが並んでいます。左方向には、美しいビーチ。透明度抜群のカドゥルガ・ビーチです。また、アクロポリスの入口横には、「ムラッド・ヒュダヴェンディギャ・モスク」が建っています。14世紀に建てられた小さなモスクですが、現在も地元の人達の祈りの場として使用されています。

村観光やビーチリゾートも

遺跡の下方向には、古代の港が。 遺跡の下方向には、古代の港が。

アクロポリスの下には、アゴラやストア、競技場、そしてネクロポリスの跡が残っています。保存状態は良くはないのですが、当時の町の様子は十分に理解できます。そして、その下側には古代劇場があります。下の部分の遺跡は、まだまだ発掘途中のもので、これからの発掘に期待をしたいところです。
チャナッカレからイズミールへの間に位置するアッソスは、この遺跡と共に、近年はビーチリゾートとしても人気の場所で、内外から多くの観光客が訪れています。アクロポリスの麓にある村・べフラムカレには雰囲気のいいレストランやペンションが点在し、散策するにもぴったりですよ。

【関連事項】

アゴラなどのある遺跡から眺めた古代劇場。 アゴラなどのある遺跡から眺めた古代劇場。

行き方:イスタンブールやチャナッカレからの長距離バスで、アイワジュックという町で降車。そこからはドルムシュという乗合バスでべフラムカレ村へ。チャナッカレからからアイワジュックへは約1時間。アイワジュックからべフラムカレ村(アッソス)間は18km。

宿泊:べフラムカレ村にはペンションがたくさんあります。また、4〜5km離れたカドゥルガ・ビーチには、リゾートホテルやペンションが数多くあります。

・アクロポリスへの入場のみ、大人:5TL(約25円)

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2011/11/06)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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