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海外現地発ガイド通信

アナトリアの個性溢れる歴史の町、アマスヤ


掲載日:2008/10/08 テーマ:歴史 行き先: トルコ / イスタンブール

タグ: すごい! 博物館 歴史


古い歴史と独特の景観が織り成す、落ち着いた小都市

穏やかな川の流れと、伝統的なオスマン建築、背後の岩山。代表的なアマスヤの景観。岩山には、ポントス王国の王の墓が見えます 穏やかな川の流れと、伝統的なオスマン建築、背後の岩山。代表的なアマスヤの景観。岩山には、ポントス王国の王の墓が見えます

トルコには、数多くの歴史のある町が点在していますが、今回紹介します町もそんな中の一つ。遥かヒッタイトの時代にまで遡ると言われる歴史を刻んだ、アナトリアの町、アマスヤ(Amasya)です。遥か紀元前3〜1世紀にこの町を支配したポントス王国の王の墓を始め、セルジューク朝やオスマン朝時代のモスクや神学校、またオスマン朝時代の瀟洒な邸宅など、時代時代の素晴らしい建築物が、町の中心を流れる穏やかな川の流れと、そびえ立った岩山とのコントラストに見事に解け込んだ素晴らしい景観のある小さな落ち着いた町 です。

切り立った岩山の王の墓

写真中央の白壁の建物が、民俗博物館でもある「ハゼランラル・コナーウ」 写真中央の白壁の建物が、民俗博物館でもある「ハゼランラル・コナーウ」

まず、町の真ん中を流れるイェシルウルマック川沿いを歩いてみましょう。川向こうの切り立った岩山に目をやれば、岩をくり貫いて造られたポントス王国時代の王様のお墓が目に入ってきます。これらのお墓は、夜には綺麗にライトアップされ、何とも幻想的な雰囲気に包まれます。

数々の歴史あるモスク

セルジューク朝時代のモスクの正面の門。アマスヤの町には、このような荘厳なモスクがあちこちで見られるのです セルジューク朝時代のモスクの正面の門。アマスヤの町には、このような荘厳なモスクがあちこちで見られるのです

また、川沿いには、数多くのモスクや神学校、霊廟が目に付きます。長い歴史の中で、特にセルジューク朝やオスマン朝時代に重要な役割を果してきたアマスヤならではの光景です。イスタンブール辺りで見かける尖塔の高く尖がった豪華なモスクとは趣きが異なった、地味だけれど、よく見れば繊細な細工が至る所に施された、美しい建物が多いです。中でも、13世紀に建てられたブルマル・ミナーレ・モスク(Burmali Minare Camii )、14世紀建立のギュムシュル・モスク(Gumuslu Camii )、15世紀建立の(Bayezid Pasa Camii) 、そして13世紀建立のギョク・神学校(Gok Medrese) あたりが、見どころ。これらは、全てイェシルウルマック川沿いにありますので、散策には便利です。

オスマン朝時代の邸宅

ハゼランラル・コナーウ内部。フラッシュ撮影禁止のため、画像が暗いですが、繊細なレースや刺繍の施されたカーテンや、クッション、美しいキリム、調度品など、当時の生活の様子がよくわかります ハゼランラル・コナーウ内部。フラッシュ撮影禁止のため、画像が暗いですが、繊細なレースや刺繍の施されたカーテンや、クッション、美しいキリム、調度品など、当時の生活の様子がよくわかります

そして、この川の岩山側に並んでいる木造の建物は、オスマン朝時代に建てられた、典型的オスマン建築の邸宅です。それらは、2階の窓辺部分が外に張り出した独特の構造です。中でも、『ハゼランラル・コナーウ(Hazeranlar Konagi)』という当時の民家は現在民俗博物館として公開されていますので、是非訪ねてみましょう。当時の家の内部の様子や服飾品など、興味深い展示物がたくさんあり、当時の生活が垣間見られます。

アナトリアの小さな町ながら、見どころがいっぱいのアマスヤ。これからの気候のいい季節、散策するのにピッタリです。

【関連情報】

■アマスヤへの行き方
イスタンブールより、直通長距離バスが出ています。所要時間は約10時間。また、黒海沿岸のサムスンという町まで飛行機で行き、そこから長距離バスで行くという方法もあり。こちらはイスタンブル→サムスンの飛行時間が1時間30分。バスの所要時間は約2時間。
アンカラからも、直通長距離バスが出ています。所要時間は約5時間。

■ハゼランラル・コナーウ  
TEL 0358-218- 4018
開館時間 8:30〜12.00、 13:00〜17:00

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/10/08)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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