ヨーロッパとアジアの境界にある国

西側はヨーロッパのギリシア、ブルガリアと接し、東側はアジア諸国に接する国。さて、どこの国だと思いますか?黒海と地中海に囲まれ、日本の約2倍の面積を持つトルコ共和国です。地理学上はアジアに属しますが、サッカーのW杯はヨーロッパエリアに属します。近年、EUへの参加を強く希望しており、国民はヨーロッパに属している感覚が強いかもしれません。この国はヨーロッパとアジアの文化がぶつかる交差点であり、また両者とも異なる独自性の面も持ったところもあります。それが、旅行者を惹きつける魅力なのでしょう。

ヨーロッパとアジアの境界線にある国 ヨーロッパとアジアの境界線にある国

こんなところが、ヨーロッパ文化を感じる

現在は、多くの国民がイスラム教徒ですが、かつてはキリスト教信者も多く住んでいました。教会だった建物をモスクに再利用するなど、景観上キリスト教圏的な香りが残っています。トルコの父と呼ばれる、近代国家の礎を築いたアタチュルク。彼はトルコ語をアラビア語表記からアルファベットに換え、イスラム暦から太陽暦に換えました。旅行中、トルコ人ガイドと一緒でしたが、彼はアタチュルクのことをとても尊敬していました。イスラム教信者というよりアタチュルク教でもあるのか、と思うほど彼らにとって欧州文化を呼び戻した彼の存在は大きいのでしょう。

こんなところが、アジア文化を感じる

トルコ人の顔立ちはアジア人というより、ヨーロッパ人のように彫りが深く、瞳の色も青色、緑色や茶色と様々。しかしながら、彼らは人種としては日本人と同じモンゴロイドに属するそうで、親しみが湧きました。トルコでは、家に入るときは靴を脱いで、絨毯に直接座る習慣があり、これはアジアと同様ですよね。また、彼らがとても親日家であることも有名で、旅行している間も、それを感じる場面にいくつも遭遇しました。お店に入ったときに歓迎されるミントティーや、路上で話しかけてきた地元の人にも。親日国を旅行するのは楽しいです。

料理は欧州風かアジア風か?

世界の三大料理の一つに数えられるトルコ料理。ヨーロッパとアジアのどちらの料理に近いと思いますか?日本ではデザート感覚で食べられるヨーグルトですが、発祥の地トルコではスープや、ソースなどの料理にも使われます。ギリシアやブルガリアに近い感じがしますね。また、香辛料をたっぷり使った定番料理も多く、するとアジアや中東の香りがします。地理上の狭間にある故に、東西の食文化も融合され、独自に発展を遂げているように思います。主食がパンでも、その具は青魚サバ、これも東西食文化が融合された一品でしょうか。サバサンドは、必食ですよ!