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トルコの世界遺産/トルコ東部の古代遺跡、ネムルート山頂の神像群(前編)


掲載日:2019/03/13 テーマ:観光地・名所 行き先: トルコ / シャンルウルファ

タグ: 遺跡 一度は行きたい 世界遺産 絶景 素晴らしい 歴史


紀元前1世紀にトルコ東部に栄えたギリシャ系王朝

まるで地面から生えたように、石像の頭部が置かれているネムルート山 まるで地面から生えたように、石像の頭部が置かれているネムルート山

長い歴史があるトルコには、数多くの世界遺産があります。歴史好きには本当に見どころだらけで、行く場所選びに迷ってしまうのですが、今回はすばらしい絶景が広がる「ネムルート山の古代遺跡」を紹介しましょう。トルコ東部の田舎にあるので少々行きにくいのですが、行くだけの価値は十分あります。かくいう私も、実は3回も行っています。紀元前、アレクサンドロス大王の死後に多くのギリシャ系王国が生まれましたが、そのうちのひとつセレウコス朝シリアから前162年に独立したのがコンマゲネ王国です。このネムルート山頂にある遺跡は、その最盛期の王アンティオコス1世の陵墓なのです。

大国の狭間で独立を保ったが、やがてローマ帝国に吸収

山間の高地に誕生した小さなコンマゲネ王国ですが、やがて西にローマ、東にはパルティアという大国が生まれます。難しい舵取りの中、なんとかローマの属国として生き延びていましたが、紀元後72年にローマに編入されてしまいます。250年ほど続いたこの小国は、ギリシャ文化圏とペルシャ文化圏のちょうど間にあったため、両方の文化を取り入れていました。しかし王国がローマに併合されると、ネムルート山頂にある陵墓や神殿は略奪されたといいます。

ネムルート山へのアプローチ・南ルート

ネムルート山の標高は2150m。山頂へ行くには公共交通機関がないので、おもにツアーを利用することになります。ただし12〜3月の冬季は積雪で道が閉ざされ、山頂へは行けません。ツアーは南と北からの2つのルートがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。一般的なのは南側からで、最寄りの大きな都市アドゥヤマンとネムルート山の麓にある小さな町キャフタから日帰りツアーが出ています。観光のハイライトであるサンセットを山頂で見るツアーは、アドゥヤマン13時発、キャフタだと16時発。アドゥヤマンからだと移動距離が長くなるので、キャフタ発着のほうが楽ですね。またキャフタ発着のロングツアーは、ネムルート山周辺の見どころの見学も含んでいます。メリットは移動時間が北ルートより短いことですが、日の出か日没かどちらかしか見られないのと、ツアーがせわしないのがデメリットでしょうか。

ネムルート山へのアプローチ・北ルート

北からのルートは、トルコ東部の中都市マラティヤ発のツアーです。マラティヤまでは空路、鉄道、バスで移動し、前日までにツアーを申し込んでおきましょう。ツアーは12時にマラティヤを出発し、夕方にネムルート山にある簡素なホテルに到着します。1日目は山頂で日没を見て一泊し、ホテルで夕食を食べて就寝。2日目は山頂での日の出鑑賞後、ホテルで朝食を食べて10時頃にマラティヤに戻ってきます。私はこれに2回参加したことがありますが、日の出と日の入りの両方とも見られて大満足でした。ただし1泊2日と時間がかかります。このツアーが催行されているのは、6〜10月中旬の間だけなので注意を。それでは後編では、実際の山頂の様子を書いてみますね。(後編に続く)

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/03/13)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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