抜群に便利になったドバイ観光

かつてドバイを観光するのは至難の業でした。バスはいつも混雑しており、とくに女性専用席が少なく乗車できないこともしばしば。タクシーを1日単位で雇うのも割高ですし、これほど自由に歩きにくい町も、世界では珍しいくらいでした。ところが2009年にドバイメトロが開通すると一変、観光しやすい便利な都会になったのです。焦げ付くような暑さからは逃げられますし、日本製の最新車両でピッカピカ、しかも主だった観光箇所は、すべてこのメトロで行けるのです。メトロとは元来地下鉄のことですが、ドバイのメトロは、路線のほとんどで高架の線路を走ります。ですから眺めも抜群なのです。観光に使わない手はないでしょう。運賃は距離によって約72円から約190円程度です。460円ほどの「メトロカード1日券」を買っておけば便利です。また「ゴールドクラス」車両や、女性専用車両もありますので、体験するのも面白いです。

ドバイ旧市街 ドバイ旧市街

旧市街の最寄駅はレッドラインの「バニヤス・スクエア」

メトロのレッドラインは、ドバイ国際空港とジュベル・アリ地区の間を結んでいます。途中には旧市街のデイラ地区や、ビーチが美しいジュメイラ地区などがあります。デイラ地区では、「バニヤス・スクエア」駅で降りましょう。ゴールド・スークで金製品を見たり、スパイス・スークでお土産に香辛料を買うのもいいですね。庶民的な食堂でインド料理のビリヤニを食べ、地元の男たちがゆったりしているカフェでお茶を飲み、通りを眺めるのも楽しいものです。そして渡し船の「アブラ」に乗って、パスタキア地区に行きドバイ博物館を見学。「アルファ・ヒディ」からふたたびメトロで「ドバイ・モール」下車。ドバイ・モールで水族館を見るもよし、隣接するブルジュ・ハリファに登ってみるのもいいですね。現在世界一、828.9メートルの高さです。当日券は12000円もしますので、ネット予約で約3800円のほうが断然お得です(2016年現在)。

世界でもっとも美しいスタバを訪問!

ジュメイラ地区に入っていくと、メトロはドバイきっての高層ビル群の中を走ります。ビーチに行きたい人は「ジュメイラ・レイクス・タワーズ」で下車、海に向かって徒歩15分のところにある公共の「ザ・ビーチ」がおすすめです。トイレや着替える場所、日よけのスペースなど、すべてがそろっています。ただし真夏は砂で火傷する危険性があり、また海は熱くて入れなくなるので要注意です。七ツ星ホテル「ブルジュ・ドバイ」が目の前に見えます。そしてふたたびメトロで「イブン・バトゥータ」に行きましょう。イブン・バトゥータモールの中に、世界で一番美しいと称される「スターバックス・ペルシャ館」があるのです。ブルーとブラウン、黄色のドーム型の店内は、まるで美しいモスクのようです。すべてをゆっくり見学するなら最低2日間は必要です。砂漠のツアーにも行きたいですし、旅行計画を立てるのが楽しみになりますね。