はちみつ色の村を訪れる

大都会のロンドン観光に疲れた際は、イングランドらしい田舎町コッツウォルズへ出かけてみてはいかがでしょう。中央部に位置し、昔は羊毛で栄えたため「羊の丘」という意味があります。ピーターラビットの故郷、湖水地方に近く、のどかで、落ち着いたイングランドの風景を味わうことができます。この辺りには小さな村が点在しますが、共通している特徴は「はちみつ色」といわれる石灰石(コッツウォルズストーン)を使って建てられた家並みです。中世から18世紀頃までに建てられた、黄色味を帯びた石造りの家が、村全体にやわらかな印象を与えてくれます。

田園風景が残る、はちみつ色の町 コッツウォルズ 田園風景が残る、はちみつ色の町 コッツウォルズ

ハリー・ポッターのロケ地

詩人ウィリアム・モリスが「イングランドで最も美しい」と称えた村、バイブリー。「リトル・ベニス」の別名を持つボートン・オン・ザ・ウォーターなど、美しさを競う村がいくつもありますが、その中でも私が訪れたのはレイコックという村。映画「ハリーポッター」や「エマ」の撮影地にも使われた村です。レイコック寺院の回廊は、映画のシーンを思い出させてくれました。全体が石造りの家、木枠組みの家が並んでいました。庭をのぞいて見ると、イングリッシュガーデンがきれいに整備されています。眺めるだけでも美しい、絵本に出てきそうな世界でした。

定番料理のグレービーソース

私が参加したツアーにはランチがついており、村のレストランで食べることに。ローストしたお肉に、イギリス名物のグレービーソースをかけて食べました。初めて食べましたが、なかなかの美味しさ。付け合せは、定番のマッシュポテト。デザートには伝統的な、プラム・プディングを選んだら、甘すぎて、完食できませんでした。周辺にいくつかパブはありますので、個人で行かれてもいいと思います。田舎のため、店が閉まるのは早いので気をつけたほうが良さそうです。村は、歩いて観光するのが一番。疲れたら、ほっと一息つけるティールームで休憩するのもいいですね。

田舎の風景画心を癒す

電車で行く場合は、ロンドンのパディントン駅からモートン・イン・マーシュ(Moreton-in-Marsh)まで約1時間半ほどで行けます。駅から主な村まではタクシーかバスを利用することになります。効率的に周るためにも、旅慣れていない方は現地発のバスツアーを利用するのもいいでしょう。また、この地方は小さな村が点在していますので、日帰りとは言わず一泊してゆっくり周りたいものです。そんなときは。B&Bに滞在するのがお勧め。ベットと朝食付き、という意味でイギリスではポピュラーな宿です。