いよいよ会場の広場へ

「スコッチウィスキーエクスペリエンス」の貴重なウィスキーコレクションを見学しつつ、トイレに行くことも忘れずに(ミリタリータトゥー会場にはトイレがありません)。ディナーとお酒で体が温まったらいよいよエスプラナード広場へ移動します。会場へ向かう世界各国からの観光客は、みんな心からの笑顔。「やっと来られたわ!」「記念写真を撮りましょう!」人々の喜びにあふれた様子を見ていると、本当に人気のあるフェスティバルなのだということを実感します。

どのチケットがベスト? エディンバラ最大の祭典「ミリタリー・タトゥー2014」(その3) どのチケットがベスト? エディンバラ最大の祭典「ミリタリー・タトゥー2014」(その3)

寒さと雨、観客も根性がいるのです

さて、観覧に際して絶対に忘れてはならないのは「防寒対策」と「雨対策」です。「8月のエディンバラは年間を通して一番いい季節」と冒頭に書きましたが、それでも最低気温は10度以下になるほど。日本から行くとすると、あまりの寒さにショックを受けることでしょう。冬の格好をして、ちょうどいいくらいだと心得てください。帽子やマフラーや手袋などの小物も頼りになります。観覧席はお尻も冷えますよ!そして雨具も忘れずに。ミリタリー・タトゥーは、どんな悪天候でも中止をしませんし、エディンバラは雨が多いのです(私が観覧したときはかなりの降りでした)。ちなみに「ブルース・パッケージ」では、お土産にロゴ入りの雨具をもらえましたよ。

女性ダンサーも上半身裸! やっぱり根性がちがう!

ショーは予想よりも国際色豊かなものでした。世界中の英国連邦の国々のグループが出てくるのです。私は予備知識がなかったため、てっきりスコットランドの軍楽隊がバグパイプを吹いて行進するだけだと思っていたのです。寒空の下、アフリカやアジアから来た半裸の人々が踊っては雄叫びをあげるパフォーマンスにすっかり驚いてしまいました。とくに、ナガランド(現在のインド東部)や南アフリカのズールー族、ニュージーランドのマオリ族などの、体を張ったエスニックなパフォーマンスは会場から大喝采。かえって、ふつうのバグパイプの軍楽隊が“休み時間”に見えてしまうほど、民族色豊かでおもしろかったのです。

予算に合わせてお好みの席をどうぞ。でもやっぱり正面席がいいです

チケットは少しずつ値上がりしているようです。2015年だと一番グレードの高いパッケージは420ポンド〈約7万7000円〉、一番安い席で27ポンド(約5000円)です。もしもあなたが、どうせなら一生の思い出になるような体験をしたいと思うなら、迷わず食事付きのパッケージを選ぶべきです。何度もくり返し訪れるつもりであれば、気軽な安い席がいいでしょう。チケット代もそうですが、内容も年々レベルアップしているようで、数年前からはエディンバラ城の城壁をうまく使ったプロジェクションマッピングも見どころの一つです。古城を背景に、最新技術のプロジェクションマッピングがまたドラマチックに映えるのです。私なら、パフォーマンスとプロジェクションマッピングの両方をばっちり見られる正面の席を、やはりおすすめしますね!