そぞろ歩きが楽しい、ロイヤル・マイル

エディンバラ観光は、町の中心部に見どころが集まっています。「北のアテネ」とも称される美しい街並みが続き、歩き回るのが楽しい町です。中でもエディンバラ城からスタートして東へと延びる1マイル(約1.6キロメートル)の通り「ロイヤル・マイル」は、にぎやかながらも落ち着いた通りで、観光のハイライトともいえるでしょう。ロイヤル・マイルの東の終点に建つのが「ホリルードハウス宮殿」。市内の徒歩圏内の観光では、ここが最終地点。さて、ロイヤル・マイルのゆるい坂を、ゆっくり下って歩き始めましょう。

英語が苦手でも大丈夫。エディンバラの「ホリルードハウス宮殿」の日本語オーディオガイド 英語が苦手でも大丈夫。エディンバラの「ホリルードハウス宮殿」の日本語オーディオガイド

今も現役の宮殿!

「ホリルードハウス宮殿」は、15世紀から歴代スコットランド王の住居として使われ、現在でもスコットランドにおけるイギリス王室の宮殿として使われている宮殿です。エリザベス2世の夏の滞在地であり、女王はエディンバラに滞在することをとても好んでいるそうです。そんな格式の高い宮殿を、イギリス王室が使っていない1年の大半の時期には一般公開しているのです。なんと気前のいい王室! 王室滞在時は、見学不可になることがあるので注意してください。

すぐれもののオーディオガイドは必携

入場料は11.3ポンド(2015年現在、約2011円)とお高めですが、オーディオガイドも込みなので、ぜひ借りましょう。この日本語音声解説が非常に丁寧で、理解がぐっと深まるのです。中は撮影禁止ですから、しっかりとオーディオガイドに耳を傾けて、思い出を胸に焼き付けてください。展示品やスコットランドの歴史、建築の工法とデザインなどについて、詳しく知ることができます。ひととおりの解説をしたあと、「次の展示に行きたい人」が押すボタンと、「この展示について、さらに詳しい解説を聞きたい人」が押すボタンの番号がわかれているので、自分のスケジュールや興味の強さに応じて選択することができます。これもいいアイデアですね。ちなみに私はすべてのボタンで「さらに聞きたい人」を選択したので、見学時間が非常に長くなってしまいました。でもそれくらい、おもしろいんですよ!

ホリルード寺院にもぜひ行ってみて!

宮殿の見学が済んで外へ出ると、隣接するホリルード寺院の廃墟を見られます。現役の建築物である宮殿とは好対照を成す廃墟です。ここは屋外なので撮影可。どこにカメラを向けても“絵になる”廃墟です。スコットランドの天気は変わりやすく、サッと強い陽射しが石積みの建築を照らしたかと思うと、もう厚い雲が垂れ込めてきたりします。宮殿と寺院跡は、そんなドラマチックなスコットランドの空に映えるすばらしい被写体でもあるのです。写真好き、歴史好き、廃墟好き、ロマンチックな宮殿好き、いろんな観光客がみんな満足してしまうステキなホリルードハウス宮殿は、エディンバラ観光の、私のイチ押しです。