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ピーター・ラビットで有名な湖水地方は、イギリスではじめてのナショナルトラスト運動が守る土地


掲載日:2016/11/24 テーマ:大自然 行き先: イギリス / 湖水地方

タグ: ためになる 一度は行きたい 大自然 憧れ 美しい 癒し


ナショナルトラスト運動とは?

ピーター・ラビットで有名な湖水地方は、イギリスではじめてのナショナルトラスト運動が守る土地 ピーター・ラビットで有名な湖水地方は、イギリスではじめてのナショナルトラスト運動が守る土地

事の起こりは、産業革命でした。これによってイギリスの自然が壊されていく。それを目の当たりにした人たちの中から、自然を守る意識が生まれたのは、ごく当たり前のことかもしれません。多くの団体が生まれる中で、「英国ナショナルトラスト」は、弁護士のロバート・ハンター、社会事業家のオクタビア・ヒル、湖水地方に暮らすイギリス国教会の牧師ハードウィック・ローンスリーによって、設立されました。自然を守ると同時に、古きよき建物も保全していく。これは貴族たちが、大邸宅や庭園を保持できなくなっていたからです。ナショナルトラストでは、支持者から募金を徴収するこで、そんな自然や遺物を購入し、多くのボランティアの手を借りながら、350カ所で保全しています。その広さな25万ヘクタールもの広大なものになりました。会員数は400万人に及んでいます。

ピーターラビットと湖水地方の関係は?

後年『ピーター・ラビット』シリーズで人気絵本作家となるベアトリクス・ポターが、ナショナルトラスト運動と出合ったのは、避暑で訪れていた湖水地方でのことでした。まだ16歳だった彼女は、ハードウィック・ローンスリー牧師の薫陶を受け、自然に対する愛着をより深いものにしたのでしょう。成人してからロンドンにいながらにして、ピーター・ラビットの話を書きはじめたのです。しかし彼女の最大の理解者であり、婚約者、編集者だったノーマン・ウォーンが急逝、彼女は癒しと自然を求めて、ウィンダミア湖畔の湖水地方に移り住むことにしました。彼女の動物世界の空想力は、さらに広がったことでしょう。そして観光化に名を借りた開発が進もうとする中で、執筆のかたわら、農業経営にも乗り出し、次々に土地を買収、地元の人たちとともに、自然の保全運動に取り組んでいったのです。

ポター亡きあと、守られた湖水地方

64歳でナショナルトラストの会員になっていたポターは、1943年、77歳で亡くなりました。その時に、約526万坪 の土地と、15の農場とコテージをナショナルトラストに寄付することを遺言に残しました。彼女に賛同していた夫ヒーリスもまた死後に、約31万坪の土地と6つの農場、家をナショナル・トラストに寄付しています。こうしたポターの自然に対する気持ちが湖水地方には綿々と受け継がれ、現在、湖水地方の三分の一にあたる土地が、ナショナルトラストによって管理されています。石造りのポターの小さな家を訪れると、彼女がどんな気持ちでこの地に暮らしていたのか、手に取るようにわかります。周囲は緑に囲まれ、清々しいです。ポターの庭には、ウサギが飛び跳ねています。宿に帰って、一冊何かピーター・ラビットの絵本を読んでみる。その日の夢の中には、湖水地方で暮らす動物たちが現れるかもしれません。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2016/11/24)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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