新旧のショッピングアーケードが建ち並ぶ、お買い物天国

「美術館なども多し。佳子さまが留学されるイギリスのリーズはどんな町?」前編からの続きです。中世に牧羊が盛んだったリーズは、産業革命の時代には羊毛などを扱う織物業で繁栄しました。そして、その商品を売る場所として、19〜20世紀のビクトリア時代にはショッピングアーケードが造られたのでした。以来、今に至るまで、リーズは新旧織り交ぜたショッピングモールやアーケードが建ち並び、にぎやかなお買い物天国となっています。洒落たレストランやカフェも多いので、学生さん達はどのようにショッピングやグルメの誘惑に負けずにいるのか不思議になりますね。そんなお買い物スポットをいくつかご紹介します。

いまだにビクトリア女王の威信を感じさせるビクトリア・クォーター いまだにビクトリア女王の威信を感じさせるビクトリア・クォーター

超モダンなお買い物スポット

町の中心部に位置し、18世紀に建てられた教会の奥にある「トリニティ・リーズ」は、ショップが120店舗以上、レストランも40軒以上ある、町で一番大きなショッピングモールです(2017年9月現在)。斬新なデザインの建物と古い教会とのコントラストが印象的です。斬新さでは負けていない「ビクトリア・ゲート」は、2016年10月にオープンした新しいショッピングモール、大手百貨店を併設しています。

とても斬新な内装のトリニティ・リーズ とても斬新な内装のトリニティ・リーズ

古いショッピングアーケードはビクトリア調の華やかさ

超近代的なこれらのショッピングモールのすぐ近くには、それらと対照的に1900年に建てられた古いアーケードの「ビクトリア・クォーター」があります。まるで19世紀のビクトリア女王の時代の美しい町を、そのまま屋内に入れたみたいな華やかさで、ヴィヴィアン・ウエストウッドやポール・スミスなどイギリスを代表するブランドに加え、ルイ・ヴィトンなど世界有数のブランド店も並んでいます。このアーケードに先立つ1878年にできた「ソーントンズ・アーケード」は、すてきなカフェや個人経営の小さなショップが人気のほか、人形が出てくるからくり時計も見ものです。また、ほかにも「クイーンズ・アーケード」などのショッピングアーケードがいくつもあり、リーズではウィンドウショッピングを一日中楽しめます。

個人経営のショップが多く建ち並ぶソーントンズ・アーケード 個人経営のショップが多く建ち並ぶソーントンズ・アーケード

かつてのトウモロコシ取引所がトレンディスポットに!

さらにショッピングを楽しみたい方には、「リーズ・コーン・エクスチェンジ」というユニークなスポットもおすすめです。19世紀半ばに建てられた重厚な建物ですが、ここはもともと、トウモロコシの取引所でした。しかし、今ではスタイリッシュなお店の集まる場所として、リーズの感度の高い若者たちをひきつけています。

商業が盛んな町に国中から熱視線が

産業革命以来、商業が盛んな土地柄と、学園都市として優秀な人材が多く集まっているためか、リーズは今でも小売業や金融業などの商業が盛んな都市です。そのためでしょうか、最近ではロンドンにある一部の大企業が会社機能の移転先として注目しています。例えば、アパレルブランド大手のバーバリーも、その一部をリーズに移す計画を発表しています。EU離脱後のイギリスの発展を担う町として、リーズは高い将来性が見こまれています。リーズは今後、要注目ですね!