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海外現地発ガイド通信

映画の舞台【ノッティング・ヒルの恋人】 ――地域密着型映画の魅力


掲載日:2007/10/02 テーマ:映画のあの場所 行き先: イギリス / ロンドン

タグ: ロケ地 映画


地域密着型映画の傑作

映画の中で、主人公の二人がぶつかったコーナー 映画の中で、主人公の二人がぶつかったコーナー

ジュリア・ロバーツとヒュー・グラントのコンビで大ヒットしたラブ・コメディ。この映画の舞台になったのは主人公ヒュー・グラントが旅行書専門の本屋を経営しているロンドン北西部のノッティング・ヒル、ポートベロ・ロード周辺。この作品は「アメリ」「ユー・ガット・メール」などと並んで、映画が実在の地区を舞台に展開する地域密着型映画の一本と言える。

高級住宅地だったノッティング・ヒル

ノッティング・ヒルのランドマーク、ポートベロ教会 ノッティング・ヒルのランドマーク、ポートベロ教会

ここノッティング・ヒルは19世紀後半に高級住宅地として大きな発展を遂げた。お屋敷の使用人たちがその近所に住み、商店が次々に店を出して栄えた。しかしその後、移民の流入が始まり街はスラム化。1950年代には人種対立から暴動まで発生した。現在は世界各地からのさまざまな文化が混じりあった地域に芸術家が集い、一種独特の雰囲気を作り出している。

映画の雰囲気そのままの街並

ポートベロ・スター ポートベロ・スター

英米を代表する大スターの共演で見物人の大混乱が起きるのを恐れた撮影スタッフは実際の街並での全面ロケをあきらめ、スタジオの中にポートベロ・ロードを忠実に再現したセットを作ってそこで映画の大部分を撮影したという。ヒュー・グラントが市場の人ごみの中を歩いていく間に季節が移り変わり、時の流れを表現する名場面もそのセットで撮影されている。
セットは道路に書かれた駐車スペースの番号までそっくりそのままに作られているので、映画を見て現地を訪ねて行ってもまったく違和感がないどころか、思い浮かべていたとおりの街並があるのに感動する。

行方不明のブルードア

ブルードアのあった家 ブルードアのあった家

ウィリアム(ヒュー・グラント)が経営している小さな本屋にハリウッドの大スター、アナ・スコット(ジュリア・ロバーツ)がたまたま立ち寄ったのが最初の出会い。偶然は重なり、ポートベロ・スターでオレンジ・ジュースを買ったヒュー・グラントは街角で出会いがしらにジュリア・ロバーツにぶつかり、手にしていたカップの中身をこぼして彼女の服を汚してしまう。
ジュリア・ロバーツはヒュー・グラントの家で汚れた服を着替えることになり、またある場面ではこの家の前に大勢の芸能記者やカメラマンが押しかける。映画に登場して有名になったこの家の玄関にある通称ブルードアを目当てに、ひっきりなしに観光客が訪れて記念写真を撮ったり、ドアの一部を削り取ったりした。それに困った家の持ち主はドアをオークションにかけて、売り払ってしまったので、現在ある黒いドアはもうその時のブルードアではない。

ゆったりとした時間を味わおう

ウィリアムの本屋。実際はアンティークの店 ウィリアムの本屋。実際はアンティークの店

映画の大部分が撮影されたのはセットとはいえ、それが実際の街並をあまりにも忠実に再現しているため、本当にこの街で撮影が行われたのではないかという錯覚におちいるくらいだ。
忙しい観光旅行のなか、カフェに座ってヒュー・グラントやジュリア・ロバーツが行き来したノッティング・ヒル独特の雰囲気を味わう、ゆったりとした時間を持ってみたい。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/10/02)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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