- ディキンソン恵子
- 1994年よりロンドン在住。日系リサーチ会社、英系出版社を経て、家具作りコースや食品衛生コース終了。D.I.Y.が得意。ロンドンやイギリス生活情報をブログ「下町ロンドン日記 * My Japlish life in London」やメルマガ「ありのまま…主婦の下町ロンドン」から発信中。
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Apple Market(アップル・マーケット)には、ユニークなアートや手作りのクラフトがたくさんあるので要チェック
コヴェント・ガーデンの起源は、「Convent Garden 修道院のガーデン」。「Convent of St. Peter of Westminster ウェストミンスターの修道院」のキッチン・ガーデンとして、17世紀までロンドン市民に野菜や果物を提供したのでした。その後は果物・野菜市場として発展しましたが、1970年代にあまりの交通渋滞に卸売市場を移転。今のようなコヴェント・ガーデンになったのは1980年…それ以来ショッピング、観光名所、そしてストリート・パフォーマーのメッカとなりました。
「Octopus」というお店にはカラフルな可愛い小物がいっぱい…ついつい手が伸びてしまいそう
コヴェント・ガーデンにはアップル・マーケット、ジュビリー・マーケット以外にもお店、カフェやレストランなど合わせて40店以上が集まっています。ファッション、靴、ギフト、アクセサリー、ヘルス&ビューティ関連、本、おもちゃまでなど、ウィンドウ・ショッピングをしても見飽きることはありません。ショッピングの合間には足を休めるためにカフェに寄るのも一案です。
南ホールの地下中庭で行なわれているクラシック音楽のパフォーマンスを聴きながら、贅沢な時間を過ごしてみよう
コヴェント・ガーデンのSouth Hall(南ホール)・Lower Courtyard(地下中庭)では、定期的にクラシック音楽のパフォーマンスが行なわれています。ロイヤル・オペラ・ハウスもすぐ近くのせいか、オペラ歌手のパフォーマンスもあるんですよ。ここでゆっくり紅茶やコーヒーを飲みながら、素晴らしいパフォーマンスを聴いていると、時間を忘れてしまいそうになります。その他にもWest Piazza(西側広場)、North Hall(北ホール)でも曲芸師などのストリート・パフォーマーが楽しませてくれること間違いなし。
2007年11月22日にリニューアル・オープンするロンドン交通博物館
London Transport Museum(ロンドン交通博物館)はコヴェント・ガーデンの東側、ロイヤル・オペラ・ハウスの並びにあります。2年間に及んだ改装を終え、2007年11月22日のリニューアル開館日も間近。約50億円相当を注ぎ込んだ新博物館には、ロンドン交通機関の過去200年間の歴史と未来、世界5都市(デリー、ニューヨーク、パリ、上海、東京)の交通機関の発達などが展示される予定です。ロンドンのタクシー、バス、トラムや地下鉄だけでなく、海上交通に関しても展示される予定とか。ぜひ交通博物館にも寄ってみて下さいね。
■Covent Garden(コヴェント・ガーデン)
アクセス:地下鉄Covent Garden駅から徒歩1分
URL:http://www.coventgardenmarket.co.uk、またはhttp://www.coventgardenguide.com(両方とも英語のみ)
開店時間:コヴェント・ガーデン・マーケット 月曜日〜土曜日10:00am 〜 7:00pm、日曜日11:00am 〜 6:00pm バー、カフェ、レストランなど 9:30am 〜 11:00pm
■London Transport Museum(ロンドン交通博物館)
住所:Covent Garden Piazza, London, WC2E 7BB
アクセス:地下鉄Covent Garden駅から徒歩5分
電話番号:+44 (0)20 7379 6344
URL:http://www.ltmuseum.co.uk
開館時間:土曜日〜木曜日10:00am 〜 6:00pm、金曜日11:00am 〜 9:00pm
閉館日:12月25日、12月26日
入場料:大人8ポンド、シニア6.50ポンド、16歳以下無料
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/11/08)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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