- ディキンソン恵子
- 1994年よりロンドン在住。日系リサーチ会社、英系出版社を経て、家具作りコースや食品衛生コース終了。D.I.Y.が得意。ロンドンやイギリス生活情報をブログ「下町ロンドン日記 * My Japlish life in London」やメルマガ「ありのまま…主婦の下町ロンドン」から発信中。
出発エリアをに変更しました。
遠くに見えるホートン・イン・リブルズデイル村
イングランドの北部に位置するPennine Way(ペナイン・ウェイ) は、イングランドの高台を歩く国立トレイル。南はダービシャー州から、北はスコットランドとの国境まで続く、全長429kmのトレイルです。
このトレイルをすべて歩くには平均16日間かかると言われているのですが、パブやB&Bに宿泊して部分的に歩くこともできます。アウトドア派にオススメのペナイン・ウェイで、イングランドの大自然を楽しんでみませんか?
ペニゲントを望む
1日で手軽に楽しめるトレイルのルートのひとつが、Pen-y-Ghent(ペニゲント)。ペニゲントは標高694mの高台を含むウォーキングで、約10〜12kmのトレイルです。最寄り駅はセトル・カーライル線のHorton-in-Ribblesdale(ホートン・イン・リブルズデイル)。
この村にあるペニゲント・カフェには、ウォーカーのためのアウトドアグッズの他、ウォーキングのお伴に必要なスナック類も販売されています。村にはパブ兼ホテルが数軒あるので、滞在するにもとっても便利。
ホウズの町に流れるユー川
ペナイン・ウェイで必ず通り過ぎる町Hawes(ホウズ)は、道路A684とB6255の合流点。イングランドでも最も高台にあるマーケット・タウンのひとつで、ウェンズデイル・チーズで有名な地方にあります。マーケット・タウンに相応しくパブ、ティールーム、クラフトショップやアンティークなどのお店が並び、地元民たちだけでなく多くのウォーカーも集まる活気ある小さな町です。ホウズをベースにしてペナイン・ウェイを歩くのもオススメです。
ペナイン・ウェイへの道標
イギリスの天候は1日の中に四季がある と言われるほど。とってもお天気が変わりやすいので、ウォーキングに行く時もその点に気をつけて準備しましょう。
ウォーキングに必須なものをあげてみると、、、履き慣れたウォーキング・ブーツ、地図、耐風性や耐水性に優れたアウトドア用ジャケットやズボン、十分な飲み水と食料、そして脱いだり着たりしやすい重ね着の服装が理想的です。さぁ、準備ができたらペナイン・ウェイを歩きにいこう!
■ Pennine Way
URL:http://www.nationaltrail.co.uk/PennineWay
URL:http://www.yorkshiredalesandharrogate.com
アクセス:Horton-in-Ribblesdale(ホートン・イン・リブルズデイル)駅までは、ロンドンのKings Cross(キングス・クロス)駅からLeeds(リーズ)駅経由で約3時間半〜4時間。ホートン・イン・リブルズデイル駅は無人駅なので、切符はロンドンや他の駅で購入するか、車内で車掌さんから購入してください。
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/09/14)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
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