大通りから少し離れた場所に位置し、日本大使館から歩いて数分のところでもあります。フォートナムメイソンも近く、ショッピングの後の休憩にいかがですか。
ロンドンで人気再復活のイギリス体験
英国の紳士淑女が社交を楽しむ時間であったアフタヌーンティーが、今またイギリスで人気を集めています。アフタヌーンティーとは、午後3時から6時頃までお茶と軽食をおしゃべりしながら楽しむ時間のことです。最近ロンドンのホテルやレストランで、多く見かけます。値段やサービスは提供場所によって様々で、約10〜60ポンドがあります。やはり伝統的なものを体験したければ、ホテルをおススメします。ということで、今回著者は、英国紅茶協会に選ばれたこともある”チェスターフィールドメイフェアホテル”へ行ってまいりました。
フロント、バー、レストランは英国の伝統的なインテリアですが、テラスは明るく植物が多く飾られていました。お庭でお茶をしているような感覚になります。
4つ星ホテル トラディッショナルアフタヌーンティー
ネットで予約をすることができ、人数、時間を指定します。希望があれば伝えられます。このホテルは、珍しく1時半からサービスを行っているので旅行の計画がたてやすいと思います。ホームページ上に、アフタヌーンティーとお茶のメニューが載っているので、英語の苦手な方は事前に確認されてはいかがでしょうか。当日、フロントで到着を告げ、荷物等を預かってもらいます。その後、お茶をする、緑と白で統一されたインテリアの素敵なテラスへ案内されました。テラスへ行く手前にあるバーは、英国の伝統的な家具で雰囲気のある空間でした。
素敵な女性スタッフがお茶を注いでくれました。重いティーセットも軽々と持ち、体力には自身があるとのことでした。
サービスの良さ
席に着くと、マネージャーが挨拶にこられナプキンを一人ずつ渡してくれます。テキパキした姿は、英国のホテル従業員の誇りの高さが感じられます。とても素敵な紳士な方で、日本の茶道など会話を楽しみました。アフタヌーンティーメニューは、トラディッショナル、チョコレート、ベジタリアンなど数種類あります。お茶の種類は、十数種類あります。紅茶をはじめ、緑茶、中国茶、ハーブティーと豊富な中から選ぶことができます。初めのお茶はスタッフの方が注いでくれました。茶漉しは銀製品、食器類は高級感があり素敵でした。
この写真は、3人用です。ケーキ以外は、1人ずつあります。ここでは追加オーダーが可能で、スタッフの方が何度も確認に来てくれました。
3段ケーキスタンド
ここでは、3段ケーキスタンドで運んでくれます。正式なマナーの順番としては、サンドイッチ→スコーン→ケーキの順番で食べます。サンドイッチは手でもナイフとフォークでも、どちらでも構いません。スコーンは、ナイフで真ん中を上下に割って、ジャムとクロテッドクリームをつけます。ちょっとのマナーを守ったら、あとはおしゃべりを楽しむだけ。静かなテラスで、あっという間に時間が過ぎてしまいます。美味しいサンドイッチ、温かいサクサクスコーン、甘すぎないケーキ。イギリスの食事は不味いといわれますが、ここは別格です。
食べ切れなかった分は、お願いをすれば持ち帰りにしてもらえます。箱の形がかわいく、トレードマークである、カーネーションのお花を一輪差してあるところからもサービスのよさが感じられます。
【ホテル情報】
チェスターフィールドメイフェア ホテル
住所 :35 Charles Street, Mayfair, London, W1J 5EB
電話番号 :+44 (0) 20 7491 2622
時間 :13:30〜17:30 (アフタヌーンティーメニュー時間)
WEBサイト :http://www.chesterfieldmayfair.com/
※日本語不可
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