世界の時間を決めている天文台

海外へ出かけると、飛行機の中や到着空港で時計の針を動かして時差を調整することがありますよね。日本と各国との時差、世界の基準の時間は、どこで決められているかご存知ですか。日本は標準時より+8時間、つまり日本から-8時間のところが標準時となるわけです。そこは、イギリスの首都ロンドン近くにある、グリニッジとよばれる町にあるのです。世界の時間を決めるグリニッジ、ここには一体何があるのでしょうか。興味本位で、行って来ました。

世界の時刻を決める場所、グリニッジはどんなところ? 世界の時刻を決める場所、グリニッジはどんなところ?

ロンドンから行くには船がお勧め

ロンドン中心地からは、DLR電車、船、バスなどでグリニッジまで行くことができます。電車なら20分程で到着しますが、私は遊覧船に乗って行きました。1時間近くかかりましたが、船の方がお勧めです。というのは、テムズ川を走る遊覧船なので、その途中タワーブリッジ、ロンドン塔などもついで観光ができるのです。グリニッジ・ピアで降りて、徒歩で旧天文台を目指します。旧天文台は現在はその役目を終え、博物館になっていました。中は天体観測に使った道具、時計などの展示がされていました。

世界の時間の分岐点で記念写真

屋外へ出ると、皆が建物の上の方を見上げていました。何だろう?と思っていると、屋根の上にある赤い玉が下へ降りてきたのです。それは、13時を知らせてくれる時刻の玉でした。また、人だかりができている所がありました。それは、西半球と東半球を分けている境目、経度0の子午線です。記念に写真を1枚撮るために、私も並びました。片足を西半球、もう片足を東半球に、これがお決まりのポーズのようです。実は敷地の外にも、経度0の子午線があり、ここでは並ばすに写真が撮れます。

リラックスできる公園

旧天文台の他にも、国立海事博物館、旧王立海軍大学の中にあるディスカバリー・グリニッジなど、見所はあります。旧大学内の大広間「ペインテッド・ルーム」は見逃せません。また、旧天文台は丘の上に建っていて、そこから下に見えるのは芝生が広がる公園です。地元の人も犬の散歩やピクニック来ているようです。私もここでランチボックスを広げて、休息しながらのランチを取りました。中心地の騒々しさはなく、すがすがしい空気でリラックスできるので、脱都会にもお勧めです。