100年以上の歴史を誇る中規模ホール

せっかくヨーロッパに来たのなら、本場のクラシック音楽を聴いてみたくはないでしょうか?  ロンドンには、バービカンホールやロイヤルフェスティバルホールなどの立派なコンサートホールがありますが、気軽&手軽に聴きたい方におすすめしたいのがウィグモアホールです。ロンドンの地下鉄ボンド・ストリート駅から徒歩5分ほどのところにあるウィグモアホールは、1901年に設立された、約500の客席を備える中規模のクラシック音楽ホール。ピアノのルービンシュタイン、チェロのカザルス、ギターのセゴビアなど、20世紀を代表する巨匠たちがかつて演奏し、今日でも若手音楽家の憧れの舞台となっているという、とても伝統のあるホールなのです。ここでは主に、室内楽や独奏のような小さな編成のコンサートが行われています。

開演前の舞台。上には天井画が描かれている。 開演前の舞台。上には天井画が描かれている。

気軽に聴ける日曜日のモーニングコンサート

ウィグモアホールでは連日様々なコンサートが行われており、どれに行けばいいか迷ってしまうかもしれませんね。そんな方にぜひおすすめしたいのが、毎週日曜日の午前11時半から行われているモーニングコンサート。このシリーズは、プログラムが1時間ほどと通常のコンサートの半分ですが、どの席でも13ポンドと低価格。しかも終演後には、地下のバーサロンでワイン/シェリー/コーヒーのいずれか一杯を無料でもらうことができます。さらに、このシリーズのいくつかのコンサートでは、35歳以下であれば入場料がたったの5ユーロになります(パスポートなどを見せればOK)。ただしこのシリーズは人気があるので、開場の午前11時より前に来て早めにチケットを確保するか、ネット予約しておくのが良いでしょう。また、例年8月中は開いていないので要注意です。

気になるドレスコードは?

さて、伝統あるコンサートホールでコンサートを聴くとなると、服装が気になる方もいらっしゃるかもしれませんね。ですがロンドンのコンサートホールではそれほど気にする必要はなく、カジュアルなシャツやジーンズ、スニーカーなどで来ている方もたくさんいます。極端にみすぼらしい格好でなければ止められることはまずないので、ぜひ気軽にコンサートに足を運んでみましょう。