バンクシーの作品を扱うショップに立ち寄り

(その2からの続き)バンクシーが保存を望んでいたかは定かではありませんが、彼の作品が評価されていくにつれ、この壁のように警察や壁の所有者らは無視できなくなってきました。そうやって、グラフィティを保存すべき芸術へと押し上げたこのアーティストの凄さを感じました。ポートベロー通りには、彼の作品をグッズにして売っている店があります。作品をTシャツやバックに印刷したり、ポスターや写真サイズで複写したものなど。ロンドンにない作品も扱っているので、気になる作品がある人はここで探すせば、きっと見つかるでしょう。

グラフィティを保護する芸術に押し上げたバンクシーの作品 グラフィティを保護する芸術に押し上げたバンクシーの作品

残念ながら、見つけられなかったスポットもありました

実は、近くまで行ったのに見つけられなかったスポットもあります。地下鉄グレート・ポートランド・ストリート駅からCleveland通りをテレコムタワーを目印に南へ下り、ClipstoneE通りを左に曲がるとすぐあるとのこと。ところが、結局見つけられなかったのです。訪問したとき、この辺りは工事をしており、もしかしたらビニールシートで覆われた壁に描かれていたかもしれません。ネズミが手に赤いペンキをつけて「If Graffiti Changed Anything」というメッセージを残した絵。見られなくてとても残念でした。

最新作は、フランス大使館の壁!

彼の最新作品は、ロンドン市内のフランス大使館の壁。ミュージカルで有名な「レ・ミゼラブル」のコゼットが、フランス国旗を手にし、ガスマスクをつけて泣いている絵です。壁にはQRコードまで付けるという仕掛けまであります。それを読み込むと、フランス政府がカレーでの移民たちに催涙ガスをかけた画像が出るようになっています。これは難民たちへの扱いに対し、フランス政府を批判したメッセージ。残念ながら、2016年1月に発見されたところなので、私が旅行したときにはまだ描かれていませんでした。今から行く人は、消されてしまう前に見てきてください!

裏通りを歩いて、お気に入りのグラフィティを見つけよう!

私は敢えてバンクシー作品を見て回りましたが、ロンドンはグラフィティの宝庫。バンクシーの作品以外にも、道にはたくさんのグラフィティが溢れています。デパートが並ぶゴージャスな通りより、裏通りを歩いている方がワクワクする。そんな方にはロンドンのグラフィティ巡りの旅はおすすめ。あなただけのお気に入りの作品を見つけてみませんか。