トラファルガー広場前の大きな建物の美術館

ロンドンの中心地、ウェストンミンスターにあるトラファルガー広場の北側には、1823年に設立され、現在2300点以上のコレクションを有する「ナショナル・ギャラリー」があります。鉄道または地下鉄のチャリング・クロス駅からすぐという立地で、数々の名作を見られる美術館であるにも関わらず入場料は無料(ですが展示内容に満足したらぜひ寄付しましょう!)なので、ロンドンで最もおすすめできる観光スポットの1つです。クリスマス前後の3日間以外は無休で、午前10時から午後6時まで開館しています。また、金曜日のみ午後9時まで開館しているので、他の観光地を回った後に訪れることもできます。じっくり見るとゆうに半日以上かかるので、興味のある方は時間に余裕を持って行かれることをおすすめします。

トラファルガー広場から見たナショナル・ギャラリー トラファルガー広場から見たナショナル・ギャラリー

幅広い時代の西洋絵画をコレクション

ナショナル・ギャラリーは、ルネッサンスからポスト印象派までの幅広い時代の絵画をコレクションしており、時代や国ごとに広々とした部屋を割り当てています。膨大な展示作品の中には、ボッティチェリ、ラファエロ、ティツィアーノ、ティエポロといったルネサンスから18世紀までのイタリア絵画、ルーベンス、ベラスケス、レンブラントなどのバロック期の画家、ターナー、コンスタブルなどのイギリスの風景画、ルノワール、ピサロ、モネなどのフランス印象派からスーラ、セザンヌ、ゴッホなど新印象派・ポスト印象派の世代まで、いずれも日本でも人気の有名画家の代表作を見ることができます。例えばゴッホの「ひまわり」のように、それほど絵画に詳しくない方でも「見たことがある!」とわかる作品がいくつもありますし、数百年にわたる西洋美術の変遷を肌で感じながら楽しむことができると思います。

すぐ隣にある国立肖像画美術館

ナショナル・ギャラリーの北隣、建物の右側を道路沿いに進んですぐのところに、肖像画ばかり集めたナショナル・ポートレイト・ギャラリーが別館として建っています。こちらも入場無料(寄付歓迎)ですが作品数は膨大。本館のように有名作品は必ずしも多くはありませんが、時間に余裕があったら訪れてみるのも面白いと思います。個人的には、バロック期の大作曲家ヘンデルの、2メートルはあろうかという大きな肖像画を見ることができ大興奮でした。他にも、近年に撮影された肖像写真も含め、有名な人物のポートレイトが多数展示されています。