900年の歴史を持つ大学都市オックスフォード

英語圏最古にして世界最高峰の名門大学、オックスフォード大学。有名な「オックスフォード英語辞典」でその名をご存知の方も多いと思います。オックスフォードは、大学を構成する39のカレッジ(学寮)と7つのホール(寮)、学部や図書館などから成り立っており、町全体が大学のための都市になっています。大学の公式な創設年は1167年とされ、900年の歴史の間に数々の著名人を輩出してきました。例を挙げたらきりがありませんが、『不思議の国のアリス』のルイス・キャロル、『ナルニア国物語』のC.Sルイス、『指輪物語』のトールキンなども卒業生なので、イギリスのファンタジー小説や児童文学がお好きな方には特におすすめの観光地です。ロンドンからの日帰りの観光も十分に可能で、電車なら約1時間、バスでも2時間ほど。今回はそんなオックスフォードの見どころをダイジェストでご紹介します。

聖マリア教会の塔からの眺め。右手の建物がラドクリフ・カメラ 聖マリア教会の塔からの眺め。右手の建物がラドクリフ・カメラ

街並みが美しく観光スポットも豊富

オックスフォードは鉄道駅からやや離れた西側、ラドクリフ・カメラやボドリアン図書館があるあたりが中心地となっています。中心地の歴史を感じさせる街並みはとにかく素晴らしく、のんびりと散歩しているだけでも楽しめます。「せっかく学園都市に来たのだから文化施設を見てみたい!」ということであれば、一番規模が大きいのはアシュモレアン博物館。考古学的な文化物や、絵画を含む芸術作品などが展示されています。数は少ないながら楽器も上質なコレクションが揃っていました。この他にも、動物(虫を含む)の剥製(標本)や模型が展示されている自然史博物館、各国の民俗学関連の展示が豊富なピットリバース博物館など、見ごたえのある博物館が充実しています。いずれも入場無料です。

町を一望するなら聖マリア教会の塔に上ろう

オックスフォード中心部は歴史的な景観が保たれているため、高い建物があまりありません。「美しい町並みを一望したい」ということであれば、ラドクリフ・カメラのすぐ傍にある聖マリア教会の塔に上ってみましょう。際立って高い塔ではありませんが、町のちょうど真ん中にあるため、間近に迫る周囲の眺めは抜群です。塔は4ポンド(≒560円)の入場料がかかるものの(教会自体は無料)、十分にその価値がある景色を楽しめます。